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Muramatsu-Diary
Updated : 1999.05.01
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□  めちゃくちゃ長い間更新を怠っていたわけなのですが。それでもたまにこのページを覗いて下さった方々、お久し振りです。初めての方は初めまして。『シンク』監督の村松でございます。 日記、といいつつ月イチ以上書かないし、本当に「日記」に書くべきことは書かねえし(人様にお見せできるほどの毎日を送っていないため)、思わずこちらもジンとなるような感動的なメールを送ってくれた方々には本当に感謝しているのですが、この連載辞めます。

黒夢(聴いたことないけど)ふうに言えば無期限の活動停止します。

ご存知のように、僕はHP更新できるハイカルチャーな環境にいないのです。タイプした原稿持っていそいそと某所に通い、そこからページ管理人のキチク、ではなくしてキクチにデータ送ってもらっているのです……。弱音を吐きまくりですが、手がおいつかなくなりました……こんな僕にホームページを持つ資格なんて……とかなりブルー。でもこのページ自体はまだあるので……そして、私の新作ができた暁には、その情報も……そう、辞めてしまう理由は新作を準備するためなのです。

現在僕は怒濤のようにシナリオを書いており、競走馬のように走る先しか見えなくなっております。いけないんだけどねそういうの。とにかく本業のほうに精出します。すみません。

書かなかったあいだにいろんなイベントに呼ばれたりしました。

BOXでのレイトショウがご好評のうちに終わり、ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭に呼ばれて『幸せの黄色いハンカチ館』に舌鼓を打ち(マジ楽しかった)、高崎映画祭に呼ばれて前に斎藤久志監督・後ろに塚本晋也監督という好立地で帰ったり(マジ楽しかった)、アップリンク・ファクトリーでのトーク、BOXで『ローカルニュース』についてのトーク(上手になりました)、と、いろいろやらせていただきました。もう遠い昔のようです。……いかんですな。関係者のみなさん、この場を借りて感謝します、ありがとうございました。

『シンク』は5月6日から、再びBOX東中野でレイトショウされます。さすがにお客さん、減ってしまうと思うのでおまけをつけました。僕の前作『手の話』と2本立てです。なんかスクウェア的カップリング商法。まだ観ていないご家族・ご友人・ご恋人にぜひ!

そして、インターネット社会にあるまじき「メールの返事を出さない」という大罪を犯している私ですが、頂いたものは全て読んでいます。本当に何度も読み返して、そしていちいち勉強になってます。中でも「榊原一」さんのメールは僕もすこし感動しました。短編映画のごとく二人の関係が浮かんでくるようでした。「短編映画」って、「草野球」って言葉と同じようになんかココロの琴線に触れるなにかがありますね。みなさん、今後も気が向いたらメールください。そして僕がパソコンを手に入れた暁には出しっこしたいですね。

だらだらと書き綴った駄文に付き合ってくれた皆さん、ありがとう。なんか今回は謝罪&感謝だらけになってしまいましたが、僕はこれから新作をつくります。ちょっと主題も生まれてきました。「喪失感ってやつは埋まるときがくるのか」なんてことをまたダラダラと映画にしたいと思っております。では劇場で会いましょう、なんて。

(終わり)
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