YouTube!がいろいろ話題になっている昨今ですが、知らないあいだにそこそこ盛りあがっていたあるジャンルがあったのを発見しました。
たいてい「Re-cut」と名付けられているその動画は、古今東西の映画予告編を全く違う空気に（たいていは逆方向に）再編集して仕立てあげるというしろもの。手間がかかってテクニック必須で、何よりその映画をよく研究しないとできないくせに、宿命的に表舞台には出れないという因果な作業。
こんなふうに検索するとたくさん出てきます。『シャイニング』をファミリー映画風にというのは前に紹介したことがありますが、『エクソシスト』をドタバタコメディにとか『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を友情コメディに（根っこは変わってないか）とか、いったいその熱意はなんなのかと。パロディ精神というのは本邦ではあまり本気を出せない空気があるだけに新鮮ですよ。
ともあれハリウッド映画の予告編の常套手段も知ることができるし、いろいろ勉強になります。