文学どもめ!と監督曰く(上)
遅れて会場、渋谷・セルリアンタワー東急ホテルへ。いちいち書きたくないがもちろん初めて。あたりまえだ。オレは都民なのだから都内のホテルに泊まるわけがない。嘘。県民。普通のTシャツで来てしまったが大丈夫だろうか。
会場に入るともうスピーチの声が漏れている。中は照明が落ちているが異様に広いことが知れ、少なくとも去年の会場よりはでかい。また、暗闇に立つ人々の服装はみなスーツかドレスなのであり、もしかしてドレスコードが指定されていたのか?と不安になるも、名札をもらって中へ。
いきなりそこで、ずいぶん久しぶりの川合晃くんと会う。スピーチそっちのけで近況などを話し合う。不景気でんなそうでんな。川合くんも普通の格好だったのでちょっと安心する。もうちょい奥のほうへ移動し、空いてるテーブルにつくと、去年と同じ状況というか、だしぬけに水戸英樹さんと会うのだ。空間におけるポジションのとりかたが自分と水戸さんは同じなのだろうか。後にこのテーブルでは元BOXの山崎さんとか小口詩子さんが揃い、自分も含めて「中野系」なテーブルになるのだがお若い方はなんのことだかわかるまい。また、この時点でようやく受賞結果を知ることになる。意外といえば意外だし、そう言われてみれば納得というような結果。
入選監督たちと最終審査員が登壇してスピーチ。じつは最終審査員のかたがたを生で見るのは初めてなので、ああ青山さんてああいう喋り方なのかとか普通に思ってる自分。壇上で言及されたそれぞれの一押しは、オダギリジョーさんは『BAMBI*BONE』&『エスカルゴ』がお気に入り、青山監督が『おわりはおわり』。青山監督は「文学どもめ!」という名言を残された。「文学でもテレビでもイメージビデオでもいいってやつばかり。映画を撮れ」という大意だった。自分もアジられる。また、曽我部さんはこれから映画を撮ってPFFに応募したいと思っていた矢先に審査員のオファーが来たそうだ。
で、乾杯とあいなって「ジャック!食っていいぞ」と言われる。今年は会場も広いが料理も多いような。3秒でものすごい混雑になるので、自分は肉と甘物にターゲットを絞って奪取。栄養の偏りが心配ではあるが、立食パーティでサヴァイブするにはこれしかない。
ここからいろんな人に掴まったり掴まえたりがはじまるのだが中編に続く。(長すぎ)
Posted 07/16/05 | Filed under: 感想
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