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This is the archive for January 2006

今日で最後 取ってつけたような 笑い顔似合ってないぜ


Mactopia Japan : Internet Explorer 5 for Mac

というわけで本日1/31でMac版IEのダウンロードが終了するそうです。サポートもおしまい。
ウェブブラウザ群雄割拠時代のことはよく知らないのですが、IEのことを思うと、VHS対ベータマックスの戦いが連想されるものの、そういえばホームビデオ戦争のこともよく知らないことに気付きました。自分がリアルタイムで知ってるのはHi-8からDVに乗り変わる時代。ミニVHSのカメラとHi-8どちらを買うか迷って、結局Hi-8にした自分は間違ってなかったと思いましたが、そういうビデオなつかし話を書く場ではなかったです。
とにかくMacのひとは別のブラウザを使ってみる機会だと思うのです。なんて言うとまわしものみたいに取られるかも知れませんが、何ももらってません。IEからスイッチすると、もれなくこのサイトの見た目がちょっと良くなるというおまけが付きます。ていうか最後までIE向けのデザインに直せずすいませんでした。
さよならIE。アイコンはキレイで好きでした。

よく蒸れてる

どこかで確かに観たのですが、いったいどこで観たのか全く思い出せない映画のシーンがあります。
しかも重要なシーンではない(たぶん)。
ところがその映像はいつまでたっても記憶の底に残り続け、ふとしたはずみに必ず浮上するのです。

キッチン。
いままさに女性がコーヒードリッパーに湯を注いだところ。
オカマっぽい喋りかたの男性が、コーヒーの匂いを嗅ぎ、
「んー、よく蒸れてる」

…その男の喋り、わざとらしい甲高い声、ややオーバーアクトな仕草が頭から離れず、「よく蒸れてる」は字幕の文字であってセリフはフランス語だったにも関わらず、実際ドリッパーでコーヒーをいれる時には必ず脳内で映像がリピートされるのです。しかもよく憶えていないもんだからぼんやりと紗がかかったイメージで。
その映画のおかげで「コーヒーの粉はまず蒸らすものだ」ということがわかってよかったのですが、弊害が多すぎます。自分は一生、コーヒーをいれるたびにこの甲高い声の男に感想を言われるわけです(脳内で)。元ネタさえわかればその映画を再見し、記憶とすり合わせることによってこの映像を消せるかも知れません。意外と特徴的なシーンなのでどなたかご存じかもと思って書いてみた次第です。

もう一件はかなり強烈です。

暗い台所。
大根のようなものを切っている主婦。
背後で様子を窺っていた姑(白髪をひっつめにした老女)が乱入し、言い合いのすえ、揉み合いになる。
主婦は誤って、持っていた出刃包丁を落とす。
足の甲に突き刺さる包丁。
主婦、叫ぶでもなく、硬直したまま苦痛に喘ぐ。
「あっ……あっ……」
それを愕然と見ている姑。
<次のシーン>

……これは映画じゃなかったかも知れません。もしかしたらテレビドラマかも知れませんが日本の話だったのは確かで、主婦役は竹下景子さんか宮崎美子さんか、いずれかだという記憶が。そして姑は初井言榮さんだったと思うんですが、自信がありません。
けっこう大変な事態に陥っているにも関わらず、さくっと次にシーンに行く映像のキレ。しかも次のシーンなど全く憶えていない。
このイメージは台所で大根やキュウリなど長くて太いものを切るたびに浮かぶもので、すでにお気付きの方もいらっしゃると思いますが、前のやつも共に台所関係のイメージ。
つまり自分は台所に関する映像記憶に苛まれているわけです。

けっこう辛いです。元ネタにお気付きの方は是非ご連絡ください。

鼻毛処理機について


Amazon.co.jp: 2005年鼻毛カッタートップ10

Amazonを漂ってて見つけたのですが、鼻毛業界がこんなに熱いとは知りませんでした。家電屋にはよく行くのですが、こういう商品を置いているのを知らないのです。おそらく目に入っていなかったのでしょう。
だからといって、自分が鼻毛の処理に全く興味がないか、と言ったらこれはウソになるわけです。むしろ興味ありまくり。外出する時にヒゲは剃らずとも鼻毛は必ずチェックしますし、爪切りは「まあ明日でもいいか」と思うのですが、鼻毛は「いままさに処理しなければ」と思うのです。夜中に爪を切ると親の死に目に会えない、というジンクスがありますが、鼻毛に関してのジンクスはないというのがこれを象徴してます。鼻毛は、いつ何時でも処理しなければならない。ランチの時でも往来でも、鼻毛これが出ていると察知したら、即座にカットしなければまともな社会生活は営めないというわけです。

人生の中で何回か、このたぐいの鼻毛処理機に興味がわいたときがあるのですが、いつも躊躇し、購入を先送りにしてきました。いえ、むしろ買いたくない、とさえ思います。

なぜなら自分の敬愛する映画職人、ポール・バーホーベン氏が、鼻に器具を突っ込むことの危惧を、スクリーン、あるいはテレビの映画番組などを通して、嫌というほど深層心理に訴えかけてくれたからです。

以下の写真は、真剣に鼻毛処理機を購入する気がある方、バーホーベンのユーモアが大嫌いな方、カリフォルニア州知事を支持する方は見ないほうがいいと思いますのでRead Moreにいたします。ご静聴ありがとうございました。長いわりには小ネタですいません。

ロンドン橋、落ちる


Yutaka Projects

ロンドンのタワーブリッジの跳ね橋部分をネットで遠隔操作できるようにクラッキングして、その様子をウェブカムで観察できる。



という気分になれるサイト。

川本真琴、活動休止?

川本真琴
makoto kawamoto official HP
bbsの1/25の書き込みにて発表されたそうです。
ひそかにファンでした。
『DNA』のPVが大好きで、録画したビデオを何回も観てモチベーション上げに使っていたころもありました。16mmとホームビデオの画を混ぜる、楽曲OFFにしてセリフを入れる、などなどPVでは普通やっちゃイケナイコトカイ?みたいな手法をふんだんに使った作品で、いったいどんな荒くれ者がディレクションしたのかと思ってましたが、岡村靖幸主演『Peach どんなことをしてほしいのぼくに』の監督の人でした。納得しました。
川本真琴: ten.cut.plus. clips1996-2001川本真琴: ten.cut.plus. clips1996-2001

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オレ、これ見つけ次第買うでしょう。
しかし今回の発表、「もう川本真琴を名乗らない」ということなんだろうか。

「ぎゃぼ」

のだめカンタービレ(15) 限定版

すでにいない草太兄ちゃんのために

4575830526コドモのコドモ 1 (1)
さそう あきら
双葉社 2005-01-28

by G-Tools

遅ればせながら全巻読了。徹夜明けで、眠る前にちょっとと思って読み始めたところ、なぜだか胃が痛くなって眠るどころじゃなかった。胃痛は体の無理がたたったせいではない。このまんがのせいだ!もう大変だよ!
あとがきによれば、

「小学生にコドモを産ませてくれませんか」
「漫画アクション」復刊にむけて新連載のお話をいただき、
編集部から、いきなりぶっそうな提案をもちかけられました。

…と、まるでコンビニにおやつを買いに行くような気軽さで作品を依頼されたことが書かれているが(いや、まあそんなわけないんだろうが)、これは企画ありきの作品だったと知れる。ネタを振られてここまで構築できる力が真似できないというか。登場人物が誰一人遊んでない。全員ががっちり物語に関与している!しかも胃が痛くなるほど切実に。
思えば『北の国から』というドラマのほぼ終盤、岩城滉一演じる「草太」がある重大な秘密を抱えたまま「口封じ」されるのだが、自分は脚本家によるこの行為が許せず一気に冷めて、もう『北の国から』追っかけるのやめようかなとさえ思った。そんな簡単でええのんか?とインチキ関西弁で思った。べつにあそこで草太は死ななくてもよかったのではないか、というか、最も劇的かつ効果的、王手飛車取りみたいな華麗な方法を使ってまで機密保持させなくてもいいだろうと思ったのだった。もっと冗長にだらだらと草太を黙らせる方法は、あの脚本家ならいくらでも思い付くはずで、えーとつまり尺の問題?などと邪推し、がっかりしたのである。
『コドモのコドモ』でも終盤、やはり重要な秘密を握った人物が死ぬ。ところがこの件に関しては自分、一切文句が出なかった。なんというか、唐突かつ自然なのである。それとはまったく気付かない微かな伏線とNO前兆、まるでそこで天が決めたかのようにふっと息を引き取るのだ。十分「ありえる」死に方で、最悪のタイミングで。
物語る人の思うところは一緒だろう。なんとかして秘密を持続させなければならない。このへんでこのキャラを退場させたい。こういう作為をいかに感じさせないかが演出者の腕の見せ所だと思うのだけど、『コドモのコドモ』では全てが(人の運命やら選択の余地さえも)緊密に織り込まれているため作為を非常に感じにくくなっている、と思う。
まあつまり自分はこのお話に翻弄されまくって没入しまくってしまったというわけで。
でもキャラクターの誰にも感情移入は一切できない、というのがこの作家の特徴なのだろうと思う。完全に世界をコントロールしてる感じ。
これだけよくできたお話ならばそのまま映像化…とかすでに進んでるのかもしれないけど(知らないけど。倫理的な問題はどうなのか)、どっこいまんが純度も非常に高く、まんがでしか表現できない物語でしょう。
コドモのコドモ 1 (1) コドモのコドモ 2 (2) コドモのコドモ 3 (3)

キッコーマン(醤油・本みりんセット)


Re-Ment

@nifty:デイリーポータルZ:進化してた食玩

食玩…。どこへ行こうとしているのか…。

塚本晋也監督『HAZE』



試写で拝見。RISE Xにて。
『ヴィタール』のDVDを作るときに塚本監督にインタビューしたのですが、「肉とコンクリートしか撮ってない」と聴いてました本作。もうその通りでした。のっけから役者塚本さんの大絶叫が聞けました。久しぶりです。ビバ絶叫です。
自分が想像する最も嫌な死に方のベストテンにランクインするもので「狭い空間に挟まれたまま身動きできず餓死」というのがあるのですが、『HAZE』はそんな自分の恐怖を逆撫でするかのようにきゅうきゅうに狭い映画でした。あと暗いしすごい匂いそう。導入がまるで夢のように不条理なこともあいまって、最悪です。いえ、負の最高です。
また劇場であるRISE Xが映画と同じくコンクリート打ちっ放しで配管とか剥き出し内装なもので、まるでスクリーンの中は劇場の一部みたいな錯覚も起こり、鑑賞中何度か周囲の様子を確かめました。そしたら塩田時敏さんがおられたので、ああここは映画館なのだなと安心したものです。閉所恐怖症の人は最大限の現実感覚を発揮して観ないと大変なことになると思います。
DVX-100Aで撮られてビデオのまま上映される本作ですが、重要なファクターである「闇」は非常によく締まっていましたし、言わなければビデオだとは気付かないかもです。プロジェクターの質ももちろんですが、やっぱライティングの妙か…と勉強もさせて頂きました。

あと、もしこの映画の閉塞感を最大限楽しみたいという方は、自分が座った席がいいのではないでしょうか。見取り図を入手できなかったので簡単に記しますと、RISE X入って中央一番右。シートの列からひとつだけ離れて孤立した座席があります。右はすぐコンクリートの壁。スクリーンは全貌できるものの右前方には壁の出っ張りと配管。まるで自分だけ隔離されてる感が味わいまくれました。ぶるる。

HAZE official

贈られても困ります


Squeeze Therapy from Mars

こ……これほど欲しくないおもちゃは初めてだ…。現代美術の醜さだ©フルメタルジャケット!!

Archie McPhee社には他にも気になるグッズがいっぱいあって、中でもユニコーンへのこだわりが謎。今一押しのアイテムがユニコーンの角に人をぶっ刺すという人形で、何がなんだか!

リアルコマ撮り映画とか

PATRYK REBISZ
PATRYK REBISZ : Between You and Me

非常に巧みな短編映画。リンク先で小さい画面の本編が観れます。
このカメラで撮ったらしい。クレイアニメなんかを一眼レフデジカメで撮るという話は聞いたことがあるけど、ハンディでやるっていうのは盲点だった。映像がすごいキレイなのにコマ落ちしてるっていう面白い効果。小さい画面なんでわかりにくいけど、このレンズのボケ味とかはいまのDVカメラじゃ出にくいかも。
手法もおもろいんだけど、手法にがっちりリンクした映画の内容自体も結構自分好みです。劇中に登場するデジカメのカクカクした(本当にコマ撮り状態の)プレイバック画面が、実世界の見え方と等しく、あるいはそれ以上に「スムーズにリアルに」見えるということが、主人公の心情を巧みに代弁しているように見えた。カメラ使ってる話に弱いねどうも。

Fredo Viola

もうひとつ、The Sad Song by Fredo Violaはデジカメの動画撮影機能(15秒)で撮ったやつを再構成した作品らしい。これは映画というよりWEB公開用の映像作品だけど。

ムービーキャメラを使わない、モーションコラージュとでも言えそうな作品がけっこう出てきたようで。
前から、例えば携帯電話の動画撮影機能なんかを使って作品にならないかなと思っているんだけど、誰かやらないですかね。

実物大、カーボン冷凍のアレ


The Green Head - The Cool Stuff: LEGO Life Size Han Solo Frozen in Carbonite - 10,000 Bricks!

ここで告白いたしますと、あのSF全9部作のうち映画化された6本を見終わった(終わった、のですよね?)後の感想として、「これらはぼくのための映画ではなかった」と思ったのです。早い話が、思っていたより思い入れがなかった(変な言い回しだ)と。
いえ、楽しんで観たのは確かで、好きか嫌いかで訊かれれば好きなのには違いないのですが。
アレの話になると、堰を切ったように喋り始め、一言でも苦言を呈するとまるで自分の映画を虚仮にされたように怒り出すひとがいますが、自分はそういう風になれなかった。もっと言えば機動戦士の話もプロトカルチャーの話も魔法少女(たち)の話も、ぼくのためのお話ではなかった。
じゃあ何がぼくのためなのよ?と訊かれてパッと例示できないのは心苦しいのですが、上記リンクのような偉業を尊敬と好奇でもっては受容できるものの、なにが彼をそうさせたかという異様な情熱に関してはあまり理解できない。
でも売れるよなきっと。

魔法の絵筆。


I/O Brush: The World as the Palette [動画]

すごいもん見つけた!何でも絵の具にして描ける魔法の絵筆。
まずは動画を見て欲しい!筆の先にビデオカメラとタッチセンサーが付いてて、触れたものをキャプチャ。そのまま専用のキャンバスに塗り付けると、触れたものそのまんまが絵の具として筆跡になる。ビデオっていうのがミソで、動画までも絵の具にできる!
このリンク先のサイトのドメイン、「mit」てあのMITかな?マサチューセッツ工科大学?理系アートってやっぱ面白いです!

imeem、の使い方がわかりません


imeem

「imeem」のクライアントソフトにMacバージョンがリリース。
…とか書いてるけど、結局このサービス、何に使っていいのかわかりません。
去年某サイトで紹介されてて、何となくアカウントだけ作って放置しておいたわけで(Winしか対応してなかったし)。mixiみたいなソーシャルネットワークだと思うんだけど。キモはオリジナルのアプリケーション経由でブログの更新やら写真の共有やらできること。ファイルシェア、とかいうメニューがあるからP2Pじゃないですかね。
日本語は通るんだけどメニューは全部英語だし、日本語使ってるユーザも見かけないから途方に暮れてます。
P2Pのネットワークなら、友達誘って動画やら写真やらやりとりできるはずなんだけどな。もしそうなら非常に便利なので、ひまをみていろいろやってみます。ていうか知人の方、どなたか登録してみて下さいよ。

ニコンがフィルムカメラから撤退!?

老舗ラーメン屋がある夏を境に突然冷やし中華専門店になったような衝撃。
BCNランキング :: サービス :: ニコン、F6とFM10を残しフィルムカメラから事実上の撤退、デジカメに注力

フィルムカメラ本体、マニュアルフォーカス交換レンズ、アクセサリー類の一部製品を除き生産を中止し、在庫がなくなり次第販売を終了する。フィルムカメラの需要が縮小する一方、拡大するデジタルカメラ市場で「市場の見通しに沿った経営判断」(ニコン広報部)として、デジタルカメラ事業に経営資源を集中する。

ついに写真の世界でも…。しかも天下のニコンがですよ。
自分が10代のころ、初めて自分で買った一眼レフカメラはミノルタの自動式のやつだったのですが、ふと思い立ってそれを売り、マニュアルの、ニコンのFM2を買いました。一緒に、中古カメラ屋で50mmの標準レンズも買って。もちろん今でも現役で使えます。地元で浪人してたころはこれにモノクロフィルムを詰めて、バチバチ撮りまくってました。自家現像するという発想がなかったせいで、プリント代はかさんだけれども、被写界深度だのシャッタースピードだの構図だのという感覚はこのころに培われたものです。
B000C0W9Y8Nikon MF一眼レフ New FM2 ブラック Body
ニコン

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コレですね。頑丈でいかにもカメラなデザインで大好きなんだけど、シャッター音が死ぬほどでかくて(いい音ではあるんだけど)、撮った瞬間に気付かれるんですよね…。いや盗撮とかそういうアレではないんですが。いまは肖像権だの個人情報だのうるさくて、おちおち街角スナップも撮れないと聞いていますが、写真学生の人とかどうやってるんだろう。

なんか思い出話のようになってしまいましたが、自分はビデオ(デジタル)万歳、フィルムなんてイラネとか、あるいはフィルム至上主義というわけでもなく、どちらもうまく使い分けたいというか、共存して使えたらいいのにと思う中立派です。
なんかデジタルがフィルムを駆逐するみたいな構図になっててやなかんじ。

先日帰省した時に、祖父が使ってたハーフサイズのカメラを貰ってきたんですが、これ、もうDPEに出しても現像できないんですかね。

VRVRVRVRVR!!


New Year's Eve - New Year at Times Square, Sydney, Tokyo, Silvester in Zurich, Zermatt, etc 360 QTVR-Pictures-Images-Photo-Panorama from panoramas.dk
遅ればせながらやじうまWatchで知った。世界各地の新年カウントダウンの様子をQuickTime VRで360度パノラマ写真にしたサイト。環境音もついてて臨場感満点。楽しいなあ!
画像はタイムズスクエアの模様で、画面掴んで左にパンするとおっぱいの主がわかります。もちろん上記画像を掴んでも何も起こりません。サイトに行ってくださいよ。

無理矢理Podcastingする。

世の中には太っ腹のひとがいるもので、自作のmp3音源なんかをサイトに置いて自由に持ち出し可という場所がある。あるいは電波ではなく、ワイアードなラジオ。彼らの定めた聴取法を遵守し、個人で楽しむためにダウンロードするわけなんですが、どうもめんどくさい。いちいちiTunesに入れてiPod繋がなきゃなんない。
なんなら半自動でもいい。時々自動でもいいからiPodで聴きたいのよ、と思う人は自分だけではないと思うので、自分がよく使っている無理矢理Podcastingにする方法をご紹介します。
なおこの方法はちょっとハードルがあって、del.icio.usのアカウントを必要とします(誰でも取れます)。あと生MP3のファイルを公開してないところでは使えません(/hoge.mp3、なんてリンクが表に出ているということ)。まあmp3ファイルへのパスがわかればいいんですが、それを掘り起こしてまではやんないほうが吉かと。

■まず、mp3ファイルをdel.icio.usでブックマークします。そうするとタグなんかを編集する画面が出ると思うんですが。
■そしたらタグのところに、「system:filetype:mp3」という文字列を打ちます。他のタグも打っても構いません。こうすることによって、ブックマーク一覧で音声ファイルを再生できるという便利さを享受できるんですが、もう一手間。
■そしたら「http://del.icio.us/ユーザー名/system:filetype:mp3」に移動します。自分がブックマークしたmp3がリストアップされてるはずです。
■画面一番下のRSSアイコンをiTunesのPodcasting画面にドラッグ&ドロップ。



これで「system:filetype:mp3」というタグのブックマークが増えるたびに、iTunesに自動的にダウンロードされてiPodで聴きまくれます。

掘り出し物のmp3なんかをローカルに半自動でダウンロードできるのはいいんですけど、Podcastingの設定を「最新の2エピソードまで保存」とかにしとくと、古いのはどんどん消えていってしまうので注意が必要ですよ。

del.icio.usでは他にもsystem:filetype:videoを使って動画ファイルを同様にブックマーク、DTVなんかでVideocastingという方法も使えるわけで、便利な世の中になったものの、全部見ようと思うと時間がいくらあっても足りない。
あとRSSリーダー使われると、サイトにアクセスせずに読み逃げ聴き逃げができるわけで、これをよしとするかしないかが問われるとこだと思います。そんなわけであえてPodcastingにしないラジオもいいんじゃないかと思うよ>イーゴン、お前もか。

ヘッドホン だけ。


Headph0ne Phet1shより。

ゴツいヘッドホンをつけた女性の画像やらビデオだけを集めたサイト。洋の東西を問わない膨大な数の画像倉庫があって、自分的にはついにヘッドホン系サイトの本命登場か!と思ったものの、けっこう前からあるみたいです。
もちろん! 18才以下の方も見れます。
でもどこで見つけたかは訊かないでください。

ヘッドホンをつけているというだけで昔のビョークの動画がアップされてたりします。もうほんと、だけ感が強くて、ゴツヘッドホンつけてたら何でもいいくらいの集めっぷり。本来の目的を超越してしまったと思われる管理人氏の偉業をリスペクトせざるを得ません。

Google Videoがダウンロード可に


Google Videoが動画のダウンロード販売を始めたみたいです。映画とか海外の番組とかバスケの試合とかいろいろ揃ってます。
しかも一部無料。ていうか、有料のやつは限られていて殆どの動画が無料です。いままではFirefoxの拡張とかで裏技ダウンロードするしか方法がなかったわけで、けっこうでかい変化なんじゃないかなあ。
フォーマットもavi、mp4(iPod用)、PSP形式と選べます。完全にiTMSの向こうを張ってますね。iTMSがセレクトショップならGoogle Videoはバザールみたいな雑多感。
個人的には、この手の動画をダウンロードする時って、それがよっぽど掘り出し物か、サーバが混んでてストリーミングがままならない時かなので、それほど使わないわけではありますけれど。
Google Videoに動画を登録する方法は寡聞にして知らないのですが、もしこれを有効活用すれば自作映画の予告編なんかを簡単に配布できるわけで。でも反面、ネットに上げてる作品なんかが第三者によって勝手に登録されるということも危惧されるわけで、作り手にとっては痛し痒しといったところでしょうか。

ころがしライフのお供に。


アップル純正ワンボタンマウスがどうしても使いにくい上、長時間マウス労働をすると手首にタコができる特異体質のため、パソコン導入と同時にMicrosoft Trackball Explorerを別途購入、今まで使っていましたが、年末に球の滑りが致命的に悪くなってきました。球を外して中を見ると、支持球がすり減っておりました。
えーとちょっと説明しますと、最近の光学式トラックボールは大きな球を複数の小さな球で支持、つまり点の接触でもって微妙に大きな球を浮かして転がせるようにしているのですが、支持球がすり減ったということは点接触が面接触になって…と、まあつまり使いにくいわけです。支持球を市販の人造ルビーに取り替えるという伊藤家な技も存在しているようですが、新年だしここは一発、ということで写真の老舗・KENSINGTON製、EXPERT MOUSE OPTICALを導入しました。黒いです。大きいです。
大きい上に重いのですが、実はこの重さがけっこう重要で、球でいわゆる「炎のコマ」が可能なのです。指先での細かい操作から、慣性で転がす大雑把な操作も可能。MSのやつは手首を一切使わないお手軽操作が魅力的でしたが、その軽さゆえ慣性操作ができないのです。
お前んちの小さなモニタで何が慣性だ、と思う方もいらっしゃるでしょうがそれは早計。映像編集ソフトを使う際、球の動きをタイムラインに対応させると、あたかもジョグシャトルを使っているかのように手元で細かい頭出しが可能になるのです。これは楽ですよ。
昨日から使い始めているのですが、いまのところ4ボタンの位置に慣れるのがちょっと手間なのと、あとドライバソフトがちょっと問題を抱えているっぽい。「システム環境設定」にマウス挙動に関するメニューが加わるのですが、このドライバを入れたとたん「システム環境設定」が落ちるようになりました。ちょっと複雑な設定をした後、別のことをしようとすると固まるのです。固まらない時もあるのですが。
いったい何が悪さをしているのかわからないのですが、とりあえず使えているので放置しています。それよりも今はこの球の転がしが気持ちよくて。
KENSINGTON 64325 EXPERT MOUSE OPTICALKENSINGTON 64325 EXPERT MOUSE OPTICAL

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営業開始します。


久しぶりにメールソフトを立ち上げたら数十通のメールが! おれも人気者だなあ、と思ったものですが、うち返信が必要な、人間から送られてきたメールは3通だけでした。あけましておめでとうございます。現実逃避より帰還しました。
特筆すべきことはなにもなかった年末年始でしたが、あえて書けば徹底的にダラダラすることをおぼえた正月でした。ちびちび飲みながら食べ始めて気が付いたら夕方、とか。それなりに退屈ならば時間経過の感覚は遅いもので、ともすればこれは集中して楽しんでいたのかも知れません。集中してダラけるという技術を会得した2006年初春。みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか。
だらけすぎたのと気候が悪かったせいで、今年初劇場はまだ行っていませんが、前エントリの公約どおり(というのは過言)、台本のアイディアをメモしました。帰りの新幹線で筋を考えたところ、とっても暗い話になりそうです。いつもどおりです。
今年もどうぞよろしく。画像は今年初写真です。