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This is the archive for September 2005

トップページいじりました


ようやっとNucleusで一括管理できるように。
ていうか初めからそうすりゃよかったのに、いいアイディアがなくて(デザインも)、適当なhtmlファイルを作って置いてた。更新するのに手打ちでタグ打ってました。
なんとか細工を重ね、最新情報専用の独立したブログという感じになりました。見た目シンプルにしてサイト内にいろいろ誘導できるような。
ここの読者のみなさんは、直接来られてるみたいだけど、たまにはトップから入ってみてくださいな。何卒。

あと個人ブログではなく団体サイトで当サイトをリンクしていただいてる方、出来ればトップページに張っていただけると嬉しいことこの上ないです。この雑記はだらけてますからね。トップはしゃきっとしますから。ええ。

Smalllight.net 村松正浩 公式サイト <正式名称>
http://smalllight.n...

なんでも貼りたがる人へ


世の中には二種類の人間がいて。
サイドバーに何でも貼りたがる人とサイドバー必要ない人。
自分は前者に違いないのだけど、貼りたがり同志のあなたに、いつもお世話になっているFeedburnerをご紹介します。

もともとこのサービスは、RSSフィードを例えば1.0しか吐いてないブログから、無理やりATOM0.3を吐かせたりできるようにできるもの。つまりフィードの変換作業をやってくれるわけだけど、なおかつクリエイティブコモンズのライセンスやらflickrの写真やらアマゾンの商品やら全部乗せが可能。RSSリーダーで読まれることを前提にフィードを加工してくれるサービス。何を書いてるか自分でもよくわかっていないのですみませんが、えーと、フリーでほとんどの機能が使える上日本語対応(サイトは英語)。

もともと自分は、Bloggerで書いてる日記がATOMフィードだけだったので汎用的なRSS1.0に変換させたくて使っていたのだけど(日本語Bloggerユーザー間では有名なサービス)、最近スゲー便利になっていることに気付いた。

更新記事の一覧を作ってサイドバーに貼れるんですよ。「Publicize」という機能のなかの「BuzzBoost」というのがそれ。

よくお邪魔してるはてなダイアリーでいうと、サイドバーにアンテナ表示できたりしますよね?あれと同じことが普通のサイトで可能になるというわけです(Javascriptが使える所限定ではあるけど)。添付画像はココの更新情報を写真日記に表示させたところ。画像は題名(Headline)だけになってるけど、何文字とか指定して記事内容を表示させることも出来る。

この機能のいいところは、RSS吐いてるものなら何でも表示できるということ。つまり、はてなアンテナをはてな以外のサイトに表示できるし、del.icio.usのブックマークもできるし、さらには日本語化け化けのSpurlのブクマだってFeedburnerを経由させれば化けずに表示できる!
貼りたがりにはたまらない仕様です。これを使えば自分専用ポータルとか作れそう。あちこちのRSS集めてきて一所にまとめたりして。

…でも貼りたがりは、何故貼りたがりかといえば、いちいち他のページに移動する手間を省きたいめんどくさ我リヤだからだと思われるので、まあつまり、それを乗り越えられるかどうかということが問題ではあるのですが。

※追記
GMOアフィリエイト、RSS/Atom配信管理サービス「FeedBurner.jp」を年内開始
へーGMOが…。

トニー滝谷 DVD発売中!

トニー滝谷 プレミアム・エディション
B0009Y2910トニー滝谷 プレミアム・エディション
イッセー尾形 村上春樹 市川準

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ドーン!と出してみました。本日より発売してるはずです。拙作のメイキング・ドキュメンタリー『晴れた家』収録です! この機会に是非。ご感想などメールで頂けたりすると非常に喜びます。

B000ALJ212風の歌を聴け
小林薫 村上春樹 大森一樹

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関連リリースもきましたね。あの時代の空気がむんむん匂って自分はけっこう好きでした。初期の大森一樹監督はホントにいいです。真行寺君枝さんはエロいし。
村上春樹の映画では他に、山川直人監督『100%の女の子 / パン屋襲撃』と、野村恵一監督『森の向こう側』があります(リンク先に予告編あり)。『土の中の彼女の小さな犬』が「原作」とクレジットされてます。再リリースはされてないのかな?

トラバさんについて


もっぱら個人的な事情において、トラックバック機能をOFFにしてます。だからこのサイトは正確な意味においてブログではないかも知れません。いえ、別にブログでなくてもいいんですが、あまり知らない人に「何かブログみたいの書いてますよね。」と、カギカッコ内句点入りで言われるとちょっとムラっと来ます。間違えました、ムッとしてしまいます。「何かブログみたいの書いてますよね」と、オブラートにくるんでいただきたい。こちらも「ええ、漠然と書いてます」と漠然とお答え致します。
このサイトを形作ってるNucleusはブログツールなので、プラグインを入れることによって一通り以上の機能は付くんですが。
前にJUGEMという正真正銘のブログで好き勝手なことを書いていたところ、こう、トラックバックが来るわけです。ウホッ!言及された?と喜び勇んで見に行くと、これが自分の書いたエントリーについては一言も触れられていません。同じものに興味を示した、ということだけ。そればかりかコメント欄には、「トラバありがとうございます」という書き出しの文言が5個6個と並んでいるわけです。いったい何人にトラックバックしてるのでしょう。何て顔の広い人なのでしょう。
最近は「検索トラックバック」といって、たとえば「トニー滝谷について」というエントリーを書こうと思ったら、各種検索で「トニー滝谷」を検索、ヒットしたはしからトラックバック発射、という行為がかなりフェイマスらしいです。これが発展して、「トラックバック撃つ先がないから書くのをやめよう」となってしまう人も現れる始末。
ブログの人は、トラックバックするために書くのでしょうか。書きたいから書いてるんのと違うのでしょうか。まあアクセスは欲しいけれどもお互いに。

星屑ロンリネス。


地元シネコンで『タッチ』観た。今日は何の日だ? 朝一の回を観たのだが客層は親子づれとか子ども同士ばかり。タッチがリアルタイムだった人は皆無では? 朝からビール飲みながら家族サービスなお父さんとかご苦労様だが、ほぼ100%(オレ以外)の客はポップコーン食ってた。ボリボリボリボリ四六時中。カッちゃんが死んだその時もな!
何度も通読している大好きな原作なれど、さすがに時間が経過しているので比較的冷静に観ることができるはずだったのだけど(だから『青い車』の時は冷静じゃなかったんだってば)、なんだか途中から自分の中で内なる声が聞こえてきた。
MA SA MI !!(長澤)
MI NA MI !!!(浅倉)

仙台短編映画祭で塚本晋也特集


最近リニューアルされたゼアリズのサイトで知ったのだけど、仙台短編映画祭で塚本晋也特集やるらしいです。『普通サイズの怪人』『電柱小僧の冒険』『鉄男』の初期三部作。

その協賛企画として仙台フォーラムという場所でも連続上映。
うち9/24(土)〜、『ヴィタール』と同時上映で私こと自分が演出した『塚本図鑑』上映もアリらしいとのこと。
B00008V1ES塚本晋也 COLLECTOR'S BOX
塚本晋也 田口トモロヲ 沢田研二

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ここに入ってるやつですね。あまり知られてないことですが、ナレーションは市川実日子さんにお願いしてますよ!
『ヒルコ』と同時上映される『塚本晋也10000チャンネル』と見比べていただくと面白いかもです。塚本監督に対抗(!)して全く違う空気にしてみましたので。お近くの方は是非。

しっかしこの映画祭のゲストラインナップ、半分が知ってる人だ…。大阪芸大チームは確かカメラマンH本くんが仙台の出だったと思ったが。
あと画像は期待の新作『Haze』からで、こちらが画像豊富。日本では来年公開予定とのこと。

『トニー滝谷』のサントラが。


発売予定がないと聞いていたけど、iTunes Music Storeにはあった!アメリカのショップだけど。
iTunesからストアを開いて国を「米国」に、「tony takitani」で検索してみてください。
もちろん試聴可。クレジットカードをお持ちの方はどうぞ。

vlogとアメリカ


HOTWIREDで知った"This or That!" Video from America's Favorite Burlesque Game Show。米国のお色気番組らしい。最近ちょこちょこ発見している「vlog」形式。ビデオブログです。無理やりカタカナで書くと「ヴログ」か?「ブログ」って表記も嫌いだってのにヴログだって! 「ブイログ」も語呂悪いし、日本ではやっぱ「ビデオブログ」とかいう呼び方になんのかなあ。
えーと、これは18禁なのだろうか。見に行かれる方は一応自分の胸の中のオトナに聞いてみてからにしてください。ものすごくくだらねえから!!ぎゃはは!!
WIREDの記事でも触れられている通り、もろにモノを出してるわけではない。卑猥なんじゃなく猥雑。ただただ、くっだらねえセクシーゲームやら、見せ物に明け暮れている。観ていると脳がだんだん弛緩してきて「これが幸せということなのか?」とか思うから。どっかそのへんのガレージで撮ってんじゃないのか?という安っぽさで、そのわりにはBGMが生演奏だったりして、何がなにやら。司会の人なんか紫色のダブルのスーツだから!

ポジティブに巻かれる。


9/11@三軒茶屋シアタートラム。「時々自動」の『music no music』を観てきた。
自分はこの催しはもちろん、浅学にしてこの団体が何をする団体なのかも知らなかったのだが、拙作『新しい人』に出演してくれたagが教えてくれた。というかagが「出演している」というので、それはきっと演劇で、「時々自動」はいつもは手動なのか、じゃなくて、時々自動さんたちは劇団なのだろうと思って、ろくに予備知識も入れず出かけたのである。
総じての感想から述べさせてもらうと、これがもんのすげー気に入ったのであり、あの星空より甘いチョコよりもダイスキなのであって、終わってもしばらくのあいだニヤニヤしていて気味悪がられたほどなのだった。

『music no music』は演劇というより「パフォーマンス」と言ったほうが通りがいいかも知れない。
会場に入ると一切の客席がなく、じゃあ床に座るのかといえばそうでもない。床は黒く塗られた板で覆われ、センサーのようなものが点在している。これを踏むとどこからかSEが鳴るという仕掛けで、何かのインスタレーションのような感じ。いくつかお立ち台のようなものが据えられ、そのフロアとステージはスロープで繋がれている。ここでなんとなく漂いながら観ろということなのだろうか。
フロアには既に客が、どことなく所在なげにうろうろしている。客入りの悪いライブハウスみたいな感じで、自分たちも壁を背にしてなんとなく待っていたところ、おもむろに客電が落ちる。緞帳にスライドが映され音楽。コンセプチュアルな音階づくりについて、かー、などと思っていると、突然何十人もがステージから、スロープを駆け下りてきて、踏み台昇降運動とか始める。その中には、さっきまでそのへんで所在なげにしていたスカートにタンクトップの女子とか、サエキけんぞうさんに良く似た痩せた男性とか、agとか混ざっているのであって、これはもしかしたら、所在なげにしている場合ではなく、自分たちもあの中にまじって踏み台昇降運動をしなければならなかったのではないか、チケット代に含まれている運動なのではないかと思う。
でもそうではない。やがて連中は自分の脈をとりながらそのリズムを口にする、突然緞帳が開いたと思えばドカドカうるさいブラスバンドが演奏をはじめ、連中はその客になる、と思ったら、こんどは二手にわかれて「花いちもんめ」のようなことをするなど、フロア全体を使った短いシーンの連続運動が怒濤のごとく行なわれる。
この「花いちもんめ」な運動が自分のツボにストライクだったため、もうそれからはうずうずしっぱなしで、パフォーマーと客の漠然とした境界はあるものの、どのタイミングで中に入ったらいいのかそのサインを待ちっぱなし。少なくとも気持ちだけは待ちっぱなし。入ったところで動けるわけがない。
からだが動くのは楽しい、声が出るのは楽しい、というような直感的で子どもじみたことを文字通り実感した。この体感できる情報量ったらすごい。映画館の椅子に座ってしねしね考えごとをするのも好きだが、やっぱ目の前で何十人が運動しているインパクトにはかなわない。文句なしに楽しい。意味もなく顔の筋肉が緩んでくるのである。
この何十人の中にまぎれこんでビデオをまわしたらさぞ楽しかろうと思ってしまって、めったに書かないアンケート用紙に一言書いてしまった。動く人を撮るには動かなくてもいいのだろうが、動いちゃいたい気分にすっかり。

9.11追悼


rooftop
Originally uploaded by absolutwade.




NYC Twin Lights 9/11"Tribute in Lights" Memorial 2005
Originally uploaded by Sister72.




Tribute 2005
Originally uploaded by (angela).



flickrから。WTCのあった所に光の柱。
写真クリックで撮影者のページに飛び、オリジナルサイズで見られます。

見えないものを視ようとして

※追記
気合い入れ過ぎて書けなくなりました!
改めます。

ヘビロテはある朝突然に。

B00000JX5M風の歌を聴け
ORIGINAL LOVE 田島貴男
東芝EMI 1998-09-23

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オリジナル・ラブが「渋谷系」だったころ、自分はようやく小沢健二を聴きはじめたりで、全然ついていけてなかったし、あまり興味もなかった。今でもちゃんと聴いたことがない。
にもかかかわらず一曲だけ、どうしても気になる曲があった。気になってるくせに曲名もわからないし、曲調もおぼろげな記憶しかなかった。ただ、なんとなく景気がいい感じ。勇壮な言葉使い。
学生時代、何の集まりだったか全く記憶にないのだけど、横浜線の相原にあった友人の家に数人が集まっていて、そこで漠然と流れていたのがオリジナル・ラブだった。アルバム名はわからない。その某アルバムの、該当曲が流れ出した瞬間、「お、これ名曲なんだよなあ」とKさんが一緒に歌いだした。確かKさんはキャップを被っていて、その声は尾崎紀世彦ふうのやけに響きのいい歌唱法で、その唐突さに笑えたものの、実際に名曲だったかどうかは判別しかねた。Kさんのインパクトが強すぎて、肝心の細部を覚えそこなったのだった。
その時CDを借りておけばよかったのだが、そういうことを思い付かず、それっきり忘れた。オリジナル・ラブを聴いてみよう、ということも思い付かなかった。でも、バンドの名前を見るたびあの時のKさんの「いい声」と、えーとなんか勇壮な感じ、だけが想起された。そうだ、あの曲を探さなければとその時々に思うのだけど、いずれも機会を逸し続けた。
それからだいたい10年。文明の利器(iTMS)によって最近ようやく判明したその曲は「風の歌を聴け」というアルバムに入っている「フィエスタ」だったのであって、景気がよく勇壮、という漠然とした記憶が試聴機能によってようやくはっきりしたのだった。
「フィエスタ」は自分がiTMSで最初にダウンロードした曲である。今もこの文章を書きながら何度もリピートしている。昼間だって作業をしながら聴きまくっていた。なるべくいい声で一緒に歌ったりしながら。唐突に「フィエスタ」が大好きになったのである。
手間をかけて探していたら、もっと好きになっていたのだろうか?
いや、この場合は、10年くらい前に振られた伏線がようやく成就したという感じかも。何気ない日に発生した伏線は何気なく解決するほうがいい。もう年月が経ちすぎて、解決してすっきりしたという感じが一切ない。ただほんとうにこの曲は名曲だあああああ、ということだけがヘビーローテーションのひみつ。

名前だけはどうにかならないのか


Google Mapsで今、ハリケーンの被害が甚大だったニューオリンズ上空を調べると、「Katrina」ボタンが追加されていて、最近の衛星写真が見れるようになっていた。特に恐ろしいのはこのあたりで、ハイウェイが水没しているのがわかる。
英語圏の人は、でかいもの(大陸とか乗り物とか)を女性呼ばわりしたり女性の名前をつけたりするけど、こういう凶暴なハリケーンにつけられた「カトリーナ」さんと同名の人はさぞ迷惑…と思っていたのだが自分のこの認識は古いということが判明。

アメリカ合衆国ではA、B、C順にあらかじめ用意した男女の名前をつける(カスリーン台風、ジェーン台風など)。日本でも敗戦直後の米軍占領中にはこの命名方法が取られていた。ただし、当時の命名法では女性名のみが使われていたので、日本での台風の命名もすべて女性名であった。この命名法は、性差別につながるなどとして、1979年に男女の名前を交互につける方法に改められた。
http://ja.wikipedia...

認識古いっつーか無知だった。すいません。そのリストはこちらで、
FAQ : HURRICANES, TYPHOONS, AND TROPICAL CYCLONES
アルファベット順・男女交互(なのか?)に名前が決められており、そのリストは5年周期で使い回される。「Katrina」は第11号ハリケーンだということがわかる。
まあどちらにしろ迷惑には違いなく、しかも未来の名前まで決められているということは、自らの名前と被った台風が悪さをしないように祈るしかないわけで。
しかしなかなか、「R」以降の名前まで回らないな…(回っても困る)。

関連:
ハリケーン「カトリーナ」は引退するかもしれない | Excite エキサイト : ニュース

デザインを変えてみました


ちょっと飽きてきたので当サイトのデザインを変えてみました。「Kubrick」という名前のスキンらしいです。もちろん既製品を改造。
FirefoxとSafariではいちおう意図した通りに見えているようですが、Operaではちょっと違い、例のごとくMac IEではガタガタです。いいかげんにしていただきたい。というかオレが汎用的なサイトデザイン知識を身に付けるべきなのだとは思いますが。
オリジナルのスキンはシンプルで完成されていたもので(まあ英語用にカスタムされてはいますけども)、見栄えがちょっとアレかなと思った方はそのほとんどがオレのせいですので、クレームはコメント欄に下さい。あいかわらず「コメントを送信」するとエラーのように表示されますが書き込まれています。その直し方がわからない。
しばらくしたら元に戻す可能性大なので、もしそうなったら黙ってスルーして頂きたい。そんな夜。

※追記
ものすごいユーザーが限定された便利サイトをご紹介。
http://www.redalt.c...
このスキン「Kubrick」を使ってる人限定で、ヘッダーの青いところにflickrから検索された写真を埋め込んだ画像を生成してくれる。
差し替えるとこんな感じに。この「Kubrick」はもともとWordpressというブログツール向けに作られたもので、シンプルで美しいためかNucleus(当サイトのツールね)とかBlogger向けにも移植されているみたい。
作者のサイトはこちら。
http://binarybonsai...

いじっと。


喫煙家のみなさんにおいては、昨今の煙草パッケージデザインの「やっつけ感」「とりあえず感」についてどう思っているのだろう。あの、煙草を喫むと死にますよ、という意味の警句が非常に読みやすくデザインされたアレ。元の完成されたデザインをまるっきり無視して貼られたアジビラ。「嫌なら吸うな」ということに違いない。パッケージのデザイナーは泣いているはずだ。もう存命でないデザイナーもいるはず。草葉の陰で泣いておられるはずだ。
と、ここへきて興味深い煙草をお土産で頂戴した。福島県・茨城県・栃木県限定販売らしい「isit?」というもの。まだ吸ってなく中身はマルボロライト(メンソール)らしいという話もあるが、このパッケージデザイン。件の警句スペースを一要素として取り入れたデザインになっていて、デザイナーのすばらしくてNice Choiceさにちょっと感心。
今後はこの手でもってデザインが刷新されていくのだろうか。ずっと不変だった定番煙草のデザインが変わったりするのは忍びないが、無粋なままでいるよりはましか。
こちらのサイトで全国の煙草を扱っている。ていうか大元締めJTのサイトには一切のパッケージ写真がない。
http://www.tabako-s...
まあ海外の煙草パッケージには警句だけではなく肺ガンの病巣とかの写真が入ったやつがあるとかで、日本はまだぬるい方なのか。もしそのような写真を入れる必要が生じたら、デザイナーはどう奮闘してくれるのか興味がある。

使う人のために道具は作られる。

先日、Google Talkというものがリリースされて、これはいわゆるところのインスタント・メッセンジャーであり、メッセをほとんどしない自分には必要ないのですが、なにしろ新しいもの好きなのでダウンロードしてみようと思ったのですよ。
Windows専用なのでした。
まあいつものことなので別に凹みません。それに自分はIMにAdiumを使っているので、Google Talkというアプリ自体よりもGmailのアドレスでメッセ可能になったという便利さのみで十分なのです。負け惜しみじゃありません。
と、そんな卑屈なMac使いの我々に興味深いニュースが。
Googleが初のMac OSソフト開発――まずはGmail Notifier
GoogleさんはMacの人のこころを掴むのが非常にお上手です。「まずは」ってのがいいじゃないですか。早速ダウンロードしてみました。ちなみにPanther以上じゃないと使えないようです。

マウントされたディスクイメージを開けるとこうくる。こじゃれてます。言われた通りアプリケーションフォルダに入れて起動してみると、メニューバーに封筒のアイコンが出て未読のGmailの数を教えてくれます。
そんだけです。
そして使ってみて気付くのは、自分はGmailをメールソフトで送受信できるように設定してるので、あんまし使う意味がないということ。届いたら普通にメール来るわけですし。
まあ、便利というものは痒いところに手が届くかどうかということですから、今は痒くないけどもし痒くなった時のために準備をしておくのもいいかもしれないです。

もういっこ。ご紹介。
Afternoon Cafeで公開されているmixi widgetという便利さを知りました。TigerのDashboardに入れて使うものです。必要な情報を入力して「Done」すると、ブラウザ経由でログインせずとも、自分のmixiページで更新され続けているあしあとだの他人の日記だのが手にとるようにわかります。これでもう「最終ログインは5分以内」にならずとも状況がわかる。
これは痒い!じゃなかった、痒いところを掻いた感じがしました。ログイン嫌いな人におすすめです。