14 September 2004

雑草通信

のだめカンタービレ #10 (10)
二ノ宮 知子
講談社 2004-09-13


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今発売日に買うまんがといったらこれと『HUNTER×HUNTER』、『DEATH NOTE』、あとめったに出ないけど『陰陽師』。『BECK』も好きだったのだがマラソン連載状態なのか弛んでいる印象があって読むのをやめた。『のだめカンタービレ』も主人公の留学が決まる付近で急に弛みはじめたのだが、この巻で勢いが復活したように思える。面白い。やはりジャンプ黄金期に育った自分は「才能対決」というプロットに弱い。天才同士が凡人の手の届かぬところでハイレベルな闘いをくりひろげるという情景はどうしてこんなに感動的なのか。実に妙なツボを開発されたものだ。自分は「天から与えられたもの」の「天」の方に興味がある。それはいったい何だ。

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