26 July 2004

27

家で仕事しながら「27時間テレビ」を流していた。
こういうのってたいてい中だるみして飽きるんだけど、今年はちょっと違った。なんだかずっと見てられるようなテンションが保たれているように感じた。自分の好きな「めちゃイケ」がベースにあったからかもだけど。

生放送ゆえのハプニングをネタに転化してゆく回転の速さも、「めちゃイケ」において発明されたと思われる絶妙の「テロップ芸」がリアルタイムでなされているのもすごい。もうバラエティ番組ではテロップの出し方のオリジナリティがないと成否にかかわるみたいだ。
「FNS系列局対抗サマージャンボバカ」は、自分の地元局にやっぱり注目していたのだけど、上位でもなく下位でもなく中途半端な成績だった。おいしいところなし。中継で結ばれた地元局の様子が時たまカットインするのだが、他県の人々がそれぞれに衣装や出演者を工夫してはしゃいでる風を演出してるのに対し、自分の地元はなんだか地味だった。もう、猛省を促したい。岡村さんがせっかくいじってくれているのに、なぜリアクションがぬるいか!と、こんな時だけ地元びいきになってしまう自分。甲子園とかは地元チームどうでもいいのになあ。
たぶん番組が大規模な「遊び」に徹していたからだろう。エンタメに徹していることが伝わってきて非常に楽しかった。無駄な100kmマラソンは結局無駄に終わって、でも番組的にはOK、というラストが象徴的かと。何のために走るのかって訊かれたら、人を楽しませる仕事だからだよね。ボランティアじゃなく。

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