16 November 2004

監督がMac

Appleのサイトに塚本晋也監督が!『ヴィタール』はFinalCutProで編集したという話。

最初はAdobe Premiereも試してみたけど、パソコンの性能の問題もあったのかも知れませんが、当時はまだ機能的に自分たちの使いたいものじゃなかった。Final Cut Proの前にアビッドも試そうとしたんですが、自分たちは「手作業」的なものを非常に好んで使っているので、いわゆるプロがスタジオで使っているアビッドじゃなくてもっと時間を掛けてじっくり作業できるものが欲しいと思ってました。

いつも思うのが「編集ソフトは何を使ったら?」という話。ハードよりもソフト。さらに言えばインターフェイスの問題。使いやすいものがあるならそれが使えるハードを揃える、と自分は思うんだけど。悪評も高いけどFinalCutProを使う人が多いのはやっぱ使いやすいからということなのか。てか、初めて触ってもそこそこできるくらいの簡単さなので、普段パソコンとか縁のない監督とかも「今からでもはじめられる」と使い出すってことなんだろう。
AVIDはPremiereとかFCPとかとまた違う操作感なんだけど、いわゆる個人ではなかなか手が出ない価格のやつと同様のインターフェイスの機能限定ソフトをタダで使える。フリーウェアで慣れさせていずれはレベル高いやつに、という作戦なんだろう。アップルさんもしたらいいのに。Express版をiMovieのかわりにフリーウェアで配布するとかね。iMovieはこれまた独特な操作感なのであれに慣れ過ぎるとFCPが使えなくなる、っての知ってるはずだけど。どうですかねいっちょ。

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