18 October 2004

ビジュアルコミュニケーション。

[:嬉しい:]  [:楽しい:]  [:悲しい:]  [:怒り:]  [:びっくり:]  [:ショック:]  [:ときめき:]  [:冷や汗:]  [:しょんぼり:]
自分は絵文字も顔文字もまず使うことはないのですけど、理由は「めんどくさい」という他に「普通の文だけでニュアンスを伝えられないとダメ」という自分縛りがあるからで、まあ必ずしもうまくいっているとは限らないのだけどとにかくそういうことにしている。普通の文だけで書くことのほうが「めんどくさい」という向きもあるでしょうが、いざ使わないことにすると結構何とかなるものです。それに、大人は使ってはいけないと思う。こう書くとまた誤解されそうなので

大人は使ってはいけないと思う[:グッド:]


こんな感じでニュアンスが弱まって便利なのはわかりますし、友人同志だったらいいと思うんですけど、まあとにかく大人同士でしかも仕事絡みだったりの微妙なニュアンスのメールに絵文字あるいは顔文字が入っていると違和感をおぼえます自分は。
メール、特にケータイのメールは「短くまとめる」という暗黙のマナーがあり、その中に感情のニュアンスを込める必要がある局面が多いように思われ、だからこそ絵文字の出番なんでしょうけど。特に推敲もせずにすぐ送ってしまい、さらに特に考えずに読むものだから、感情の齟齬を生みやすいということはわかります。でも使わない。ネタにする以外は使わない。使わねーんだよオレは!と子どものごとく半ギレで宣言してみる。
なのでちょくちょく誤解されがちなニュアンスで送ってしまい後で言葉を尽くして訂正する、という二度手間を踏んでしまうことがままあるのですが、句読点。いや正確には句点「。」はけっこうまめに使っていました。2バイト消費するので長めのメールだとヒヤヒヤするのですが使わないと落ち着かなくて。
ところが先日こういう意味の文章を読みました。
「男は句点など付けるな」
いったいどういうことなのかとその女性の文章を精読したのですが、曰く、ケータイメールの返信においてそれが「文章」になっていると激しく萎えるというのです。ぶっきらぼうに一言だけ

行けない

とか返ってくるとキュンとしてジュンとするというのです。絵文字の使用云々どころかマルまで許さないとは。ニュアンスなんて気にしている人は愚か者と断言しているかのようで。確かに「言いっぱなし」は男らしい。ノンフォロー。ノークレームノーリターン。質実剛健。ある意味真理かも知れません。
最近自分はケータイメールにおいて句点をつけることを止めてみました。いえ、決してその文章を読んだからではありません。めんどくさくなったからです。マルを選択している数秒の間に少しでも推敲しようではないかと。ホントですとも。そのかわり改行を多くして散文詩のごとくにしてますがこれはニュアンスを気にしているから。男らしくない。また返信時に「Re:」でそのまま返すのはケータイ界においてマナー違反であるという論も読みましたが大人はそんなこといちいち気にしねぇんだよべらぼうめ。

Comments

No comments yet

Add Comment

このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。