ツボワラー
ブログ右サイドバーの「RECENT ENTRIES」を自分は今「5件」に設定しているのだが、これを全てカタカナのタイトルにしてやろうと思った。特に意味はない。
学生時代になるが、『ポカホンタス』という映画のタイトルが可笑しくて仕方ない、という友人がいた。
彼女はその映画を観たわけではないし内容もほとんど知らない。ただ「ポカホンタス」という言葉の響きだけが笑えるというのだ。実際そのことを話している時、彼女は終始ゲラゲラ笑っていた。脇腹が痛くなるほど。
また、吉田戦車のまんがに一回だけ登場した言葉「クキ魔」が笑えるという後輩もいた。「茎魔」と書き、たしか女の子の…、ごほん、まーそこに植物の茎を入れたとか入れないとか、しかもキャラたちの話題上にしか登場しなかったと記憶しているが、彼もその言葉の語感のみが可笑しいというのである。「くきま」。発語した瞬間、腹を抱えて笑う。
幸か不幸か自分は語感だけで笑えるといったことがないので、そういったエピソードを披露することでしか共感できない。世に面白い語感の言葉はたくさんあるが、爆笑するほどの面白さではない。そもそも言葉から意味を除いて笑うことなど可能なのだろうか。
キラー・ワードとも言うべき笑える言葉を理詰めで開発しようと試みた『サルでも描けるまんが教室』における「ちんぴょろすぽ〜ん」は出色だった。しかしあれは発語する時のからだの態勢が設定されていたはずである。「音とビジュアル」の組み合わせだ。言葉に意味は発生している。
たとえば映画のタイトルで内容は秘しておき、とりあえず音だけで掴む、ということは可能なのか。ガッツ石松監督『カンバック』は自分にとって面白いが、自分は既に内容とガッツさんのキャラクター、倉本聰が参加していることなど知ってしまっている。
この話題にオチはなく自分はいつも語感について考えている。あるマラソン選手の名前が「ガソ」だったからといって少しだけ可笑しかったのは多分自分だけだろうし。画素だって。
学生時代になるが、『ポカホンタス』という映画のタイトルが可笑しくて仕方ない、という友人がいた。
彼女はその映画を観たわけではないし内容もほとんど知らない。ただ「ポカホンタス」という言葉の響きだけが笑えるというのだ。実際そのことを話している時、彼女は終始ゲラゲラ笑っていた。脇腹が痛くなるほど。
また、吉田戦車のまんがに一回だけ登場した言葉「クキ魔」が笑えるという後輩もいた。「茎魔」と書き、たしか女の子の…、ごほん、まーそこに植物の茎を入れたとか入れないとか、しかもキャラたちの話題上にしか登場しなかったと記憶しているが、彼もその言葉の語感のみが可笑しいというのである。「くきま」。発語した瞬間、腹を抱えて笑う。
幸か不幸か自分は語感だけで笑えるといったことがないので、そういったエピソードを披露することでしか共感できない。世に面白い語感の言葉はたくさんあるが、爆笑するほどの面白さではない。そもそも言葉から意味を除いて笑うことなど可能なのだろうか。
キラー・ワードとも言うべき笑える言葉を理詰めで開発しようと試みた『サルでも描けるまんが教室』における「ちんぴょろすぽ〜ん」は出色だった。しかしあれは発語する時のからだの態勢が設定されていたはずである。「音とビジュアル」の組み合わせだ。言葉に意味は発生している。
たとえば映画のタイトルで内容は秘しておき、とりあえず音だけで掴む、ということは可能なのか。ガッツ石松監督『カンバック』は自分にとって面白いが、自分は既に内容とガッツさんのキャラクター、倉本聰が参加していることなど知ってしまっている。
この話題にオチはなく自分はいつも語感について考えている。あるマラソン選手の名前が「ガソ」だったからといって少しだけ可笑しかったのは多分自分だけだろうし。画素だって。
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