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実物大、カーボン冷凍のアレ


The Green Head - The Cool Stuff: LEGO Life Size Han Solo Frozen in Carbonite - 10,000 Bricks!

ここで告白いたしますと、あのSF全9部作のうち映画化された6本を見終わった(終わった、のですよね?)後の感想として、「これらはぼくのための映画ではなかった」と思ったのです。早い話が、思っていたより思い入れがなかった(変な言い回しだ)と。
いえ、楽しんで観たのは確かで、好きか嫌いかで訊かれれば好きなのには違いないのですが。
アレの話になると、堰を切ったように喋り始め、一言でも苦言を呈するとまるで自分の映画を虚仮にされたように怒り出すひとがいますが、自分はそういう風になれなかった。もっと言えば機動戦士の話もプロトカルチャーの話も魔法少女(たち)の話も、ぼくのためのお話ではなかった。
じゃあ何がぼくのためなのよ?と訊かれてパッと例示できないのは心苦しいのですが、上記リンクのような偉業を尊敬と好奇でもっては受容できるものの、なにが彼をそうさせたかという異様な情熱に関してはあまり理解できない。
でも売れるよなきっと。

Comments

苦言を「ツッコミ」として楽しんでくれない人がいますね。そういうお方を前にすると、その源が気になります。

そう考えてみると、僕に「ぼくのためのお話」ってあるんだろうか・・。と悩みます。
 今現在氾濫しているSFやファンタジー(ファイナルなのも含む)にはツッコミを入れる気力すら無くなるのはなんででしょう?
 あんなメガネの魔法使いの苦悩なんかより、終わりの無いはずの物語の世界が「砂一粒」になってしまったのを直視した少年(いじめられっこ)の哀しさの方がより「ぼく」に近いと思います。
 逸れまくりすみません。

at 01/15/06 10:45:26

いや、結構興味深いお話。好きな映画は数あれど、主人公と同化してしまうくらい感情移入できる(できた)物語というのはめったにないわけで。
自分が書く話は多かれ少なかれ「ぼくのためのお話」に他ならないのだけど、みんなはどう考えてるのかなあ。

at 01/17/06 03:04:13

自分の書くはなしは『ぼくに近い、ありえないけど、あるかもしれないと思えば、あるだろうと思えるお話』なんですかね?
うーむ、同化していない。というか、意識したことがない。どうしよう。どうしましょう?

at 01/17/06 07:04:29

「これはオレの話だ」なんて意識しちゃうと身を削るだけでそんなにいいことないよ。それに見せられる方だってそんな体重の乗り方した映画はウザいだろう。
でも書いてるうちにマジ入ってしまうことは確かにあるわけで、自分なんかは観客として観てるとき、そういうマジが一瞬でもこぼれ落ちる瞬間を愛したりするんだけど。だから自分でも意識的に入れてみようと思うんだけど、なかなか難しい。

at 01/23/06 18:37:12

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