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欲しいものが壊れていいはずがない、という話

過去にゴツいヘッドホンが好きと書きました。それは事実。寒くなってきたことですし、耳ほかほか状態にて外で聴く用、に、いよいよゴツヘッドホンの出番。と、思うわけです。
確かにそれは事実なのですが、「イイと思うものは高い」という現実に直面しています。
いえ、高くてもいいのです。それに愛着がわき、長く使えるならば。
しかしどうよ。高い金出して買ったお気に入りのヘッドホンが、アウトドアな使用によって壊れた時のこと。ちょっと想像してみてくださいよ。雨に濡れてたっぷりと水を吸ったヘッドホン。強く引っ張りすぎてひしゃげたヘッドホン。落としてしまってハウジングがプラプラしてるヘッドホンを。やりきれませんよ。
そういうわけで、「本当に欲しいものは外で使用できない/納得せず買ったものは着けて歩きたくない」というジレンマが発生します。とりあえず壊しても惜しくない程度の価格帯で選択されたヘッドホンたちは、惜しくないぶん微妙にデザインがいけてない。音が不自然だ。コードが5mもある。など。
自分はどうも「壊しても凹まない程度の値段」で「ゴツく」て「デザインいかす」ブツに巡り会えず、インナーイヤーのイヤホンで我慢している現在です。装着感にいまだ慣れず、長く着けていたり着けたまま歩くと耳穴が痛くなります。
最近はちょっと妥協して、ゴツくなくともいい、というとこまで来ているのですが、そうなるとちょっと選択の幅が広がりました。海外産のブツです。

画像はAKGのK24PおよびK26P。左のK24PはauのCMで妻夫木くんが使ってたやつですね。大きくなく小さくもなく、デザインもすっきりとしているしこれはイイ!と思ったものの、バンド部分が薄い金属で、強く引っ張るとひしゃげそうで怖いです。髪の毛を巻き込みそうだし首掛け時に痛そう。折畳み状態から装着する時、ちょっと手間取るのもネック。

これはSennheiserのPX200。どっかのヘッドホン掲示板で高評価だったことを記憶してます。白いやつもあって、銀座のアップルストアでも扱ってました。デザインいかすし音もいい。装着感も装着した時の見た目もグー。若干ですが頑丈です。画像のように尻ポッケに入れ座ったりしたら一発で壊れそうですけど。
が!AKGのがどちらも「まあ、壊れたら諦めるか…」と思えるくらいの価格なのに対し、Sennheiserは「オレのヘッドホンに触るな!」というくらいの値段です。わかりにくいですか。その差は3000円くらいなんですが、3000円はでかい!妥協ヘッドホンが1〜2個買えちゃうのですから!

有楽町の某カメラで小一時間吟味した揚げ句、結局何も買わずに帰宅しました。ヘッドホン探しの旅は続きます。

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