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オギノさんについてのこと

自分用メモ。毎月お送り頂いている新潟シネ・ウインドの会報誌で知った。法王庁の避妊法という本を原作にして書かれた戯曲。
法王庁の避妊法
飯島 早苗 鈴木 裕美

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その舞台化。
法王庁の避妊法
勝村政信 稲森いずみ 持田真樹 横堀悦夫

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昭和5年、一介の産婦人科医荻野久作が発表した学説は、世界の医学界に衝撃を与え、ローマ法王庁が初めて認めた避妊法となった。「オギノ式」誕生をめぐる、荻野センセイと彼をとりまく人々の愛らしくも滑稽な物語。

自分の地元・新潟には「オギノ通り」という道があって、つまりあの有名な避妊法「オギノ式」を発見した荻野久作医師の生家がある。古町という繁華街から少しだけ外れたところにあって、昔は堀がたくさん通った寺町だったそうだ。
小さいころ学校で言及された偉人といえばなぜか福島の野口英世で、地元の荻野さんには一言も触れられなかったし、ずいぶんと郊外に家があったためもあって、自分が「オギノ通り」の存在を知ったのはもう高校出てから。研究が研究だけに触れにくいということもあるだろうけど。もしかして女子たちは保健の時間に教えられたのか?
日の目をみることのない研究を続けながら掘割の柳の下をうろうろする荻野医師の映像が浮かぶじゃないですか。こいつはいい。戯曲はコメディタッチとみたが、まず原作本を読んでみたい。ってまだ売ってるのかな?Amazonだともう扱ってないようだけど。

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