PSPは大人の持ち物に見えました
ゲームボーイアドバンス(初期型)で十分事足りて、SPはそのデザインのキュっと締まった感じに惚れて欲しくなったものの、できるゲームが同じということで踏み止まり、いまだに「トルネコ」とか移動中のお供にやってる自分ですが、ニンテンドーDSはいまいち食指が動かなかった。デザインがでかいしもったりしている。デュアルスクリーンでゲームの世界が広がっているのかわからないですが、あのスタイラスペンみたいなのでぐりぐりやるのは、なんていうか、大人は外でやっちゃいけないことなのではないかと。電車なんかでやってる大人を見るとちょっと引く。宇多田ヒカルさんが出ているCMでは、ベッドに寝転がってぐりぐりという画があるのですが、あれはつまり「大人は外でやるな」というメッセージなんじゃないかと深読みしてしまいます。家でやれと。できればひとりでと。だってCMの時点でなんかすげー違和感。意味分からない。ゲーム機に向かう姿勢に見えない。 最近ようやくPSPのほうも供給が追い付いてきたのか、郊外の小さなゲーム屋に陳列してあるほどになって、先日本物をようやく触れたんですが、なにあれ。すごい高級感。皮のケースとかに入れて持ち歩くモノみたいな感じ。もうPS2本体より高いんだからあれくらいのピカピカした感じは欲しい。
んで、ふと思ったんですけど、PSPって明らかに「手垢を拭き取りたい」衝動にかられるように作ってますよね。逆にDSはマットな表面加工で、手垢が気にならないデザインになってる。スクリーンまでもどうぞいじりたおしてください、みたいな。
PSPは子どもが持つもんじゃないよ!手垢をつけないように扱ってよ!ってメッセージ?って深読みしたくなるんですけど。
だってPSPを持つ姿勢は往年のポータブル機のそれと同じだし、あれだけリッチ感あるなら外でやっても、いやむしろ、ガンガン外でやって見せびらかしたくなるじゃないですか。大人ってやつは。
汚い大人の自分は、こりゃひとつ持っといて「違いのわかる青年」みたいな雰囲気出しとこうかなと思って、カタログをもらって帰りました。まあまだ出たばっかだから、肝心のゲームが頭数ないのは仕方ない。
付加機能の画像ビュアーやらMP3の再生機能のスペックを見ました。こういうさまざまな機能を使いこなせるのも大人ゆえ。うんうん、とよく調べると、全部Windows、てかVAIOを使う前提の機能で、そんなあこぎなマシンは滅びてしまえ、と狭量なMacユーザーは思いました。DSバンザイ。面白いゲームができるんなら場所なんか選んでられっか!
Posted 04/12/05 | Filed under: モノ
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