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ブッコフを背中に。


そしてを出る前に必ずやる事がある。

店内のあちこちに点在する
郷ひろみの『ダディ』、これを1ケ所に集めるのだ。
必ず1店鋪につき3冊から5冊はある。
私はバラバラになっている『ダディ』を店の入口付近の棚に
目立つようにキチンと並べるのである。
http://egonmini.exb...


前々から目の付け所が違うと思っていたイーゴン、お前もか。のハタノくんですが、「ブックオフでやること」としては秀逸だと思う。自分などは木葉功一『キリコ』の4巻を探すだけでいっぱいいっぱいだというのに!

ちょっと古いがこういうニュースもあった。
閉店惜しみ置きレモン 小説「檸檬」ゆかりの京都・丸善
梶井基次郎の小説『檸檬』にちなんで、文字通り「そっと」置いて行くのが流行したそうだ。粋だ。粋すぎる。自分は銀座の丸善に初めて行った時、上等の鉛筆を一本だけ買う行為の方を真似しただけだというのに。

でもたしか小説で主人公は、洋書を積んでそのうえにそっと、「檸檬爆弾」を置いて行ったはずで、つまりあれは脳内テロル行為。

京都のみなさんは檸檬を試した洋書コーナーを背中に感じながら、梶井のようにすっとしたのだろうか。あるいはハタノくんはダディの集約を背中に感じながら何を思うのか。

ダディ ダディ ダディ ダディ ダディ 檸檬 芸術は爆発だ!―岡本太郎痛快語録

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