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This is the archive for December 2005

年末年始進行につき。


管理人現実逃避につき、しばらく当サイトの管理ができなくなりますので、コメント欄を一時的に閉じます。海外からのスパムがひどくて、ほとんど撃ち落とせてはいるものの、稀にスパムフィルターをくぐりぬけるやつがあるので。

来年の抱負として、某ゼミにて短編を一本撮るということは決まっているのですが、その他にも何かやりたい。具体的には長編の脚本を書きます。この休暇中にアイディアを何個かまとめるつもりです。と宣言してみればやらざるを得ない。やりますとも。

画像は年賀状のためにコラージュしたものです。自分の年賀状ではないのですが(基本的に賀状はお出ししていません)。来年は戌年だとさっき知ったので有名な犬とそのペットの犬で。もちろん実物はモザイクなしでお送り致します。

関係ないけど今日(クリスマス)の夕食はカレーでした。それではよいお年を。

メリークリスマス。

グレムリン
フィービー・ケイツがザック・ギャリガン(天然パーマ)に語る、「パパがサンタクロース」の思い出は今でもがっちりトラウマになっています。

自分専用掲示板に。


Protopage

忙しい時ほど記事を上げたくなるのは何の因果でしょうか。
自分は自分専用のホームページ(本来の意味での)的なものとしてNetvibesを使っていると書きましたが、同様サービスのもう一つの巨頭として存在しているProtopage。これが非常に便利になっているのでみんな使ってみたらいいと思います。
Netvibes最大の売り(in自分)はGmailの複数アカウントチェック機能だと思うのですが、こちらProtopageの売り(in自分)はこの、見た目まんまスティッキーズなデザインじゃないでしょうか。RSSフィード、リッチテキストも書けるフリーメモ、リンク集からなるこれら付箋がブラウザ上で掴んで動かせるのです。面白すぎる。画像は普通の背景ですが、自分の好きな画像に換えることもでき、フリーメモにはネット上の画像を呼び出して貼れたりもできます。もちろん日本語問題なし。
もういっこ特徴として、Protopageは複数の画面(階層?)を作れて、それぞれのページに公開/非公開を設定できます。つまり自分専用のページと人様にお見せするページを作れる。この機能を利用して、AWDB.の個人的趣味なものやらブックマーク、リンク用のページを一個作ってみました。
http://www.protopag...
これでサイドバーがちょっとすっきりします。とか言ってすぐに戻すかもしれませんがね!なんかこれがあったら、HPなんていらないような気さえしてきました。

しかし残念ながら、Macでは今のところFirefoxでしか正常に使えないみたいです。Safariでも使えるみたいなんですが警告が出ます。
MS、マック用『IE』のサポートを年内で終了ということらしいので、そろそろですよ。と肩を叩いてみる。

大学コロニーまんが。

4063521060もやしもん 1 (1)
石川 雅之
講談社 2005-05-23

by G-Tools

4063521265もやしもん 2 (2)
石川 雅之
講談社 2005-10-21

by G-Tools

以前ある学芸員の方が酒の席で「おもしろい」と評されており、気になって読んでみたところ自分内ヒット。講談社イブニングは『さくらん』しかチェックしてなかったな。というか連載誌は基本的に読まない単行本派なのだけど。
このまんがを「特殊学校モノ」というくくりに入れてしまうのはちょっと抵抗があるのだけど、『動物のお医者さん』以来、専門的な学校を巧みにフィクション化した傑作に出会えてなかったので、あえて大好きなこのジャンル内に置かせていただきたい。いかに自分がまんがを読んでないかということがわかると思いますがさておき。『ハチミツとクローバー』ももうちょい、美大内部の特殊な内情が描かれていれば乗れるんだけどなー。
農大に入学した主人公には「菌類が肉眼で見える」という特殊能力があって、そのおかげで怪しい教授やら院生に目をつけられ、半ば強引に研究室に出入りさせられるようになる。…と、いうのは話の導入にすぎず、すぐにサブキャラが立ってきてそういう設定が脇に追いやられ、ひたすら学内の珍事や専門的蘊蓄に物語が集中していく(そういえば主人公の帰る部屋とか一切出てこない)。初期設定で主人公の相棒として描かれていたキャラクター(『お医者さん』で言う二階堂)は二巻の中盤でいきなりいなくなるし。
いや、そういう風に書いちゃうと破綻に見えるかもだけど、このまんがにおいてはむしろそういう脱線が魅力にうつるので不思議。というか意図的なのではないかとさえ思う。大学自体が菌でいうコロニーとして描かれていると読めば、それぞれのキャラクターの役割は菌同士の関係性を象徴しているのかのようにも見える。
まあ個人的には、粘菌ネタの時に案の定『風の谷のナウシカ』がパロられているっていう細かいところに掴まれたんだけど。皇弟さまとかね。土鬼の。
大きな流れを作って話を収束させずにダラダラと長く続けて欲しいなあ。

的にされてます。


連中には翻訳されにくいようにあえて表記をわかりにくくしますが(いつもじゃないか。というツッコミは聞きません)、12/17から大量に素把無湖面賭がつくようになりました。その数は百を超えており、いまこうしている間にも書き込まれているようです。最近のすぱむはいろんなプロ串を通していちいちアイピーアドレスを偽装して来るのですね。アイピーで拒否していたら追い付きません。
Nucleusで書き始めてからというもの、何回かこういうことがあったのですが、ホント四季折々。時候の挨拶か何かでしょうか。クリスマスプレゼントのつもりなのでしょうか。ウチのサイトだけですか?>Nucleusユーザの人々。
こちらから最新のプラグインをいただいてきてインストール、すぱまーがよく使う英語のキーワードをいくつか入力したところ、今のところ全て撃ち落とせています。すばらしい効果です。
ともあれ、舐めるようにウチのサイトにアクセスしていく連中のロボットにはいい気分がするものではありません。

全く関係ない話ですが、いまiTMSで大量の音源(アルバム)を¥50で放出しています。各ジャンルの「TOP100」とか見てみてください。バグか?と思ったのですが昨日から変わっていないので、これももしかしたらクリスマスプレゼントなのでしょうか。

決算報告。

B00005G05Rシンク
松崎ナオ 野田慶 勝田愛
ハピネット・ピクチャーズ 2000-05-25

by G-Tools

自分がネット上に自分の場所を持って戯れ言を書きはじめるとほぼ同時に、Amazonアファリエイトによって自分の関わった作品やら気に入った商品などの紹介、あるいはお買い物の窓口などをさせてもらっています。ご存知の方も多いと思いますが、このリンクを経由してAmazonで何かを購入なされた場合、自分にいくばくかの紹介料、つまりバックマージンが入ります。黙っていてもしょうがないですが改めて書くと何かやましい空気が漂ってくるものですね。「バック」がいけないのでしょうか。あるいは「マージン」がでしょうか。
この紹介料をしとしとと石清水のように溜めて、ある一定金額になった時に初めてAmazon商品券と交換できる、というプランにしているのですが、サイトを始めて1年半、ようやくそのボーダーに達成できそうということをご報告します。みなさまありがとうございます。今後も気に入ったもの、あるいはとっても欲しいものだけ貼るということで行こうと思いますのでよろしくお願いします。商品券の使い途は、大好きな映画DVDを買う足しにしたいと思います。
参考までに、今まで一番購入されたものはトニー滝谷 プレミアム・エディションでした。自作も含まれているということには変わりないですが、何かちょっと淋しい感じもしないわけではない感じって感じです。

是非これを丸の内に。


Nikkei225 MarketMap/日経平均225銘柄のマップ

株価の変動を視覚化したサイト。
これまたアートだなあ。ビルの壁一面がこれだったら相当面白い風景になると思うんだけど。
利便性の方向から考えてこういう視覚化にいきついたのか、ビジュアルに機能を盛り込んだのか。きっと両方の側面から同時に考えられる人がいるのだろうな。面白いアートって文系脳だけじゃつくれないように思う。

ジャンボ!飛行機


スターフライヤー

agさんちで知った新しい飛行機。これホントに飛ぶの?サイト用のCGじゃなくて?
黒い飛行機は初めて見たな…。名前がなんか必殺技っぽいけど楽しみ。乗りたいっていうか眺めたい。

Firefox G4/G5 optimized build for Mac OSX


Firefox lzyc build
噂では知っていましたが、FirefoxがMac G5/G4に最適化されたもの。ちょうど1.5がリリースされていたので初めて使ってみました。速くなった!気がします。じゃなくて明らかに速くなりましたよ。ちなみに英語版ですが、サイトで日本語化の方法が書かれています(日本語のパッチを拡張機能からインストールして、設定をちょっといじるのみ)。

フォームとかボタンの見た目もこうなる。ラジオボタンは中の黒丸がSafariよかちょっとでかくて目玉っぽいです。色を変えたらイクラみたい。
もういくつ寝るとお正月。

五十嵐大介さんに会ってきました。

12日に、川崎市市民ミュージアムの企画により、自分が今最も敬愛するまんが家、五十嵐大介さんにインタビューに行ってきました。インタビューというか対談でしょうか。曖昧なところですけど。

都内某駅までわざわざ迎えに来ていただき、「こういう道が気にいって借りたんですよ」と作家が言うところの、奇妙な造形の商店街を入ったところにある、仕事場にお邪魔。2時間ほどお話をうかがいました。時間がかかったのは自分が完全に舞い上がっていたためです。好きすぎて目を合わすこともうまくいかない。目をそらすと今度は無造作に置かれているラフスケッチなどが見えてしまい、「目のやり場に困る」とはまさにこのこと。
インタビューは基本的に自分の「この作品のあんなとこが素敵です」という指摘について五十嵐さんが答えるという、アイドルのサイン会か?というくらいミーハーな雰囲気で進み、時たま学芸員の方がアカデミックな突っ込みを入れてくれるという感じでした。なのでいったいどうやって原稿がまとまるのかまったく予想がつきません。
五十嵐さんについて、自分が想像していた人となりは、「ガッチリした体形で渾名がクマさん」という感じだったのですが(だって『リトル・フォレスト』は実際に農作業をしつつ描かれたものと聞いていたし)、ホンモノは逆。小柄で痩せていて、めっちゃいい人でした(写真を発見)。どんな質問にも「うーん」と考えながらぽつぽつと答えてくれる。決して饒舌な方ではないのですが、その言葉には説得力があります。

個人的には、拙作『シンク』と『手の話』を観ていただいたことと、自分がやみくもに好きな『虹を織る声』(『はなしっぱなし』上巻収録)という短編を、作家本人も気にいっていたということがもうなんというかジャストミートで珠玉で秀逸で、本当にこの場に来れて良かったと。普段から五十嵐まんが好きを公言していて良かったと思いました。自分の映画に対するアプローチの仕方と五十嵐さんのまんがに対するそれが、ある面において似ているということをご本人の口から確認でき、幸せであると共に身を引き締めたものです。

デビューから最新作までの「五十嵐史」にも触れたこのインタビューは、川崎市市民ミュージアム発行の機関誌(フリーペーパー)に、来年春ごろ掲載される予定だそうです。そのころには月刊IKKIの新連載『海獣の子供』も始まっていると思われますが、見つけたら読んでみてください。近くなったらまた告知を出します。
4309728405はなしっぱなし 上
五十嵐 大介

そらトびタマシイ 魔女 1 (1) 魔女 2 (2) リトル・フォレスト (1) リトル・フォレスト 2 (2)

by G-Tools

あと五十嵐さんは平成ガメラシリーズに一家言ある方でした。特撮映画好きなのだそうです。VFXでなく特撮、というところにこだわりが!!『宇宙戦争』傑作っすよねー、という話題で意気投合した(つもり)!!!
B00005HTZ1ガメラ 大怪獣空中決戦
伊原剛志 小野寺昭 中山忍

by G-Tools

Alfred Hitchcock Presents on iTMS!


米国iTMSでテレビ番組の販売が始まったのは知ってましたが、もうこれですよ。ヒッチコック劇場ですよ。一話が$1.99(今日なら¥239.327)、全39話で$54.99(¥6,613.349)ですよ。
…高いのか安いのかわかりませんが、自分はどうせ買うならDVDかなあ。今調べたら以下。
B00008MMWGヒッチコック劇場 第一集
ジョゼフ・コットン アルフレッド・ヒッチコック トム・イーウェル

ヒッチコック劇場 第二集 ヒッチコック劇場 第三集 ヒッチコック劇場 第四集

by G-Tools

全部揃えると3万超えるわけですが、ブックレットとかついてるし、揃いのジャケットで所有欲を満たしてくれるし…。
とはいえDVDという規格もあとどれくらい余命があるのかわからない。ていうか『ヒッチコック劇場』を「番組」というくくりでiPodで観るのかという疑問も沸いてきたのですけど。
『ツイン・ピークス』をABCが放出するのかというとこも気になります。

スタンリー・カブリック監督の最新作!


ttp://www.ps260.com/molly/SHINING%20FINAL.mov

直リンするのもあれなのでh抜きで。是非ダウンロードして観ていただきたい。
『Shining』という映画の予告編なんですが、この監督って他に何撮ってる?新人じゃないよな(手法がもう老成の域だし)。売れない小説家とその家族の愛情の物語らしく、結構使い古された題材だけど、空撮とかステディカムで後退移動するショットなんかに才気を感じる。シンメトリックな構図も美しい。こういう画面構成が映画に素晴らしい緊張感を与えていて、ただの家族映画じゃないぞ!って感じがして、今後の作品が楽しみだなあ。
このジャック・ニコルソンて俳優、初めて見たけどイイ顔だね。

気になる人はここに別のエントリーを書いてますのでよかったら。

※追記 リクエストがけっこうあるので動画を見れるようにしてみましたよ。Read More!

便利ソフト:FlySketch


Flying Meat: FlySketch

スクリーンショットを撮るだけではなく、その画像にいろいろ描き込めるソフト。重要なところに蛍光ペンでマークしたり(受験生のように)、ヤバイ写真に目消しを入れたり、モザイク…まではかかんないけど、いちいちレタッチソフトで加工しなくてもいける。詳しくは開発元のムービーをみてもらえば一目瞭然なのだけど、インターフェイスが楽しすぎる。
DLして使えてしまうんだけど、これは試用期間なのか?それとも機能制限つきのフリーウェア?
このFlying Meat社は、他に「VoodooPad」という便利メモソフトも出してる会社。「FlyGesture」も気になるなあ。

250,000





del.icio.us/tag/system:media:videoで発掘したビデオ(海外CM)。25万個のスーパーボールを実際に落としたらしい。

川崎市市民ミュージアムで映画チラシデザイナー募集

映画上映チラシ「シネマテーク・ニュース」のデザイナー募集!

いつもカッコいいチラシ(強いて言えば「男デザイン」)で眼福を提供してくれている川崎市市民ミュージアムのシネマテークですが、新規にデザイナーを募集するらしいです。一年間を通して!しかもデザイナー志望・学生の人対象!応募締め切りが迫っているので、年賀状書く前に一発応募してみてはいかがでしょうか。
全然関係ない話ですが、映画のチラシを「フライヤー」と呼ぶ人は苦手です。映画はチラシだろ?そうだよな?

Internet TVのためのツール×2


DTV: Internet TV On Your Mac

iTunesでビデオブログ(動画配信)を閲読していたのですがどうも使いにくくて、専用のアプリケーションを探していたところ、ちょっとこれはいいのではないかというフリーウェアを発見しました。ちなみに前回書いたRocketboomで紹介されていたのですけど。

「DTV」というのがそれで、一般的なRSSブラウザの使い心地を踏襲し、さらにMacぽいインターフェイスデザインでもって直感で操作できます。エンジンにはVLCを使っているみたい。
RSSを登録すると配信動画のリストを読みに行って、ダウンロードするものを自分で選べます。このファイルはMacで「ユーザ/ムービー/DTV/」のフォルダに格納されてました。動画再生のレスポンスはなかなかで、画質はQTのウインドウ再生とまではいきませんけど、そこそこいいです(ていうかウインドウの大きさを一定以下に変えられない)。
ただRSSのアドレスを自分でコピペしないとならないのが微妙に面倒かも(iTunesはRSSアイコンのドラッグ&ドロップで登録可能)。あとこの雑記帳で何度か言及しているvimeoを購読しようとすると、「対応してません」と注意されます。一応購読はできるのですが。今後のバージョンで対応されることを期待。
前にFireAntという同様のアプリを試してみたのですが、いまいち操作がやりにくくて使ってなかったのです。DTVは楽ちんでかなりいいと思います。

で。同じ開発元のサイトで発見したのがこのツール。

http://participator...
「Broadcast Machine」といって、アプリケーションではないのですが。サーバにインストールして動画配信のウェブページを作れるツールです。PHPが使えれば動きます(データベースは今のところ使わない)。
ブラウザから動画をアップロードでき、Podcastに必要なRSS2.0を生成し、あといま流行りのタグを打てたりクリエイティブコモンズのライセンスを付けられたりドネーション(寄付)を受け付けられたりと至れり尽くせり。あとは強固なサーバがあれば自前でビデオブログでもネットムービーでも何でも配信可能!!!
が!が。現時点では日本語が通りません。分かりやすいインターフェイスなので使えるっちゃあ使えるんですが…。これが大流行したら、日本語版を作ってくれるテクニックのある人が現れるのでしょうか!ていうか現れて!!

vlogの先達。その偉業。


http://www.rocketbo...

Rocketboomといえばビデオブログ界で有名なサイトで、何がすごいってきちんと取材・編集された5分程度の映像を土日以外毎日更新していること。てめえ素人じゃねえな!と思うのですが(実際のところは知りませんが)、パーソナリティ(?)のAmanda Congdonさんが世界地図の前であたかもニュースキャスターのごとく喋っている様は、ちょっとローバー美々さんを連想してしまう自分は不謹慎ですかそうですか。
画像は12/2のエントリーからで、NYの街ゆく人に「IEとFirefox、どっち使ってます?」とインタビューするだけの映像なんですが(英語で)、何人に訊いたかわからないものの、こんな老若男女がみんな自分の使ってるブラウザの名前をパッと言えるということはちょっとすごいのではないでしょうか。すげーなあNY。って子どものような反応でごめんなさい。
自分もビデオブログやってみたい!とは思うものの、Rocketboomのようにコンセプトをがっちり決めた運営にしないと、見るほうも作るほうもダレると思われ、そもそも毎日更新できるようなネタを捻り出せるかどうか怪しいのです。
最近vlogを見るようになって思ったのは、配信動画を見るには覚悟、あるいはなけなしの勇気が必要ということです。内容に対してではありません。単純にこれ以上インターネットの時間が増えてしまうことに躊躇しているということです。
面白い映像をガツガツ漁りたいという気持ちはあるものの、Rocketboomくらいきちっと作られていないと見る気がしない、アイドルの人が撮影現場でちょっとコメントしている程度の荒い動画くらいだったらサムネールで十分、とか思ってしまいます。
とはいえ、身の回りニュース程度のことだったら「からくりTV」などで事足りている、と思う気持ちもまた事実。ビデオブログで何を配信したらいいのでしょうか。

男子のハチミツはクローバー


Sue Bee Honey America's Honey

このところ、牛乳を温めて飲むのに凝っていると書きましたが、ちょっと甘くして飲みたいということでハチミツを探しておりました。
最近流行っているのかわかりませんが、お店に行くといろんな銘柄のものがあります。いろんな花とか。産地とか。そもそも大量に消費するものではなく、一度買ったらちびちびと長く使うものであり、いったいどれを買ったらいいのか迷うところですが、自分のこころは決まっていました。写真の右端からこそっと覗いている彼ですよ。クマー!
一度あるお店で見かけてからすっかり魅了され、いつかハチミツを選ぶ機会があったら絶対連れて帰るからね。と乙女のような気持ちでいたのですが、いまがその機会です。方々を再び探してついに購入しました。ちなみにKALDIで。クローバーのハチミツらしいです。
持つとちょっとした重みがあり、ガラスの容器に違いないと思っていたのですが、実際は固いプラスチックでした。なるほどガラスだと絞り出せない。日本のメーカーのものにもクマ型はあったのですが、それはディ○ニーのライセンスをとっているにも関わらず半透明のしょぼいビニール製で全然食指が動かないのです。自分のようなハチミツの素人に対して訴えかけるのは価格(異様に高いとか)、あるいは容器の質です。このメーカーはそのへんのツボを知っていて、重さとかフォルムとか透明度にまで気を使っているに違いないのです。
早速ホットミルクの中に混ぜてみました。
ハチミツの味がしました。

さてSueBee社ですが、こういう子どもあるいは乙女容器のものをリリースしていながら、レーシングチームを持っているという漢(おとこ)な会社だったのであり、いまなら画像のカスタムカーに乗せてくれるというキャンペーンを展開中。キャンペーンて難しいですね。

Firefoxを推薦してみる人々


Spread Firefoxという、Firefoxをリリースしている大元締めのMozilla財団が開いているサイトがあるのですが、このたびのバージョン1.5へのアップデートを受けて「映像でFirefoxを推薦してみよう」という企画が開かれています。サイトの専用フォームからビデオをアップすると、Google Video経由で配信されるという仕掛け。
今現在公開されているものを観たんだけど(まあ英語だからほとんど理解できないんだけど)、なんというか、その、微妙です。普通のオフィスだか自分の部屋かで「友達に教えてあげてよ」とか「Firefoxで人生変わります」とか言ってる(らしい)んだけど、じゃあこのビデオ観て「すげーオレも使ってみよう!」と思う人が現れるのかと。逆じゃないでしょうか。モジラキモい!とか思われないのかと。発音は「モ→ジ→ラ」ではなく「モ→ズィ↑ラ」だと初めて知りましたが。「GODZILLA」と一緒ですね。
こういう広告方法を思わずやりたくなる、そしてそれに乗っかる人が現れるというところに「IEを追い落とせ!」という情熱以外にも何か宗教的な吸引力を感じてしまいます。ヤバイ思考である、というより、これ以上何をキャンペーンしたらいいかわからなくなっているのではないでしょうか(あるいはGoogleやらAmazonとのタイアップ)(まあ主にこっちなのかも)。
かくいう自分もFirefoxユーザなのですが、Mac使いであるのにSafariをほぼ使ってない理由は「痒いところに手が届かない、あと文字化け」です。Firefoxを使ってみてからというもの、すごいブラウジングが楽になり、おかげでネットジャンキーになってしまったという弊害はありながらも、もう戻れません。
すごいイイのでみんなに勧めたいという気持ちはあるのですが、今回のビデオキャンペーンによってブラウザを宣伝することの困難さを知ってしまいました。
画像はFunnyfoxというところがつくったFirefoxのviral CMらしいのですが、これもすごいわかりにくい。これは使いやすいですよ、ということを宣伝するのはやはり「とにかくインストールさせる」というある種危険な行為を強いないとならないみたいです。

まあそれはさておき、Firefoxいいですよ。Safariで苦渋をなめたことがある方はちょっと使ってみたらいいと思います。ウェブページの表示方法はやっぱSafariが一番キレイに見える、というのはちょっと置いといて。

※追記 関連情報
Mozilla が Firefox Flicks Campaign を開始 - 30秒の映像広告を同時に一般公募するみたい。学生対象らしい。
Firefox Flicks!

デニーズの看板が変わった件

下ろされる看板 新看板
左の写真は11/28に撮ったもので、自分のような、夜景撮影大好きっ子な監督ならば一度は写し込みたい(けどたぶんムリな)あのDenny'sの看板が職人さんの手によって下ろされているのを目撃したところでした。一体何事?もしかして回転するやつに変えるとか?と思っていた矢先、今日も訳あってデニーズに行ったところ、右の看板に差し替えられておりました。ショックで写真は撮れませんでした。
Denny'sのサイトを訪れたところ、何とデニーズの看板が変わりますという告知が出されており、おそらくその筋(デニーズ看板愛好会など)においては有名な話だったと思われ、今日知った自分を恥じはするのですが、やはりどうにも納得できない。
いえ、大人の事情はわかりますよ。外食産業も厳しいのでしょうし、合併もやむかたなし。しかしここまでしないと「組織変わりましたよ。」と告知できないのでしょうか。もっと小粋に告知できないのでしょうか。これでは某コンビニ以外の何物でもないではないですか。徹夜明け、しょぼくれた目に白い光が痛いではないですか。こうなると知ってりゃ、もう少しまめに食べに行ったのに!少しは貢献できたはずなのに!
撮影準備で帰れなくなって、疲れ切ったからだで立ち寄ったデニーズ。そのとき食べたオニオングラタンスープが本当にしみ込むようで、何度も味を真似したけど結局別物になってしまって。
あるいは学生時代。つまらないことで友達とケンカして眠れなくて、ふらりと歩き出した夜の町。いきつけのデニーズに入って(こんな時間に来るの初めてだなあ)、夜が明けるまでコーヒー飲み続けて。ぐだぐだ考えて、帰るころには映画のアイディア浮かんでたり。
そんな夜たちにはあの、黄色く優しく光る六角形の看板があったのですよ!それをアナタは変えたというのですか!マッチの裏のこの人も泣いてるよ!
デ…デニーさん?
ていうかこの人の存在を初めて知ったよ!頭の上の白いものが気になる!なんて名前なのか情報求む!!