Skip to main content.

Archives

This is the archive for November 2005

フェレロ極東特攻隊長のブログ(自称)


悲喜こもごもな画像からはじまる当雑記帳ですが、ヌテラヌテラと雑記に書きだしてから、自分が確認しただけで3人の映画人をヌテラ購入にまで至らせてしまったようです。先日はご自身のダイアリーにおいて信仰告白をされている監督を確認、これで4人、とほくそ笑むと同時に責任の重大さ(主に体脂肪率の増加)を感じている自分です。本邦における製品の普及につとめたということで、オランダのフェレロ社から何か出ないでしょうか。クリスマス限定3kg瓶とか。

さて、ここ最近自分の中で牛乳を温めて飲むのが流行っているのですけど、これは不眠に牛乳がいいと聞いたからで、妙に目が冴えて眠れない時に温めて飲んでみると非常にヘルシーな感じがする、という感じな感じで続いています。
もう十何年もなまの牛乳を飲むという習慣がなかったため、これは非常にいい傾向なのではないかと思うのですが、さすがに毎日同じ味だと飽きてきます。
砂糖を入れたり、ハチミツを入れてみようかなあ(そのためにハチミツ選ぼうかなあ)と思ったりしているのですが、そういえばヌテラのパッケージには「牛乳に溶かすといい」と書いてあったことを思い出し、早速試してみました。
某レシピサイトで堂々と「ホットチョコレート」として掲載されている作り方です。温めた牛乳にヌテラを適量溶かすだけ。

感想を書かせてもらいますと、なんというか、ヌテラのやろうが溶けないのです。
夏には液状化してあれだけ食欲を削いでくれたヌテラですが、いざ本気で溶かそうと思うと溶けない。昔のミロみたいにちょっと底に残るのです。
これは牛乳の温度が低すぎたせいなのでしょうか? あるいはヌテラの量が多すぎたのでしょうか? ともあれ、「ちょっと多いかな…」と思うくらいの量を混入しないと、うまく「ホットチョコレート」の味にならないようです。そして溶け残る。
いろいろと製法を試行錯誤してみようと思いますが、現時点ではカリカリのトーストあるいはバケットに塗るというのが一番美味しく食べられる方法かと。

結露ガラスの30代


新宿のFACEという会場(元・リキッドルーム)で、毛皮族の『ジュンリー!開放!』という舞台を観てきた。以前『新しい人』という拙作に出演してくれた元生徒の平野由紀さんが出演しているとのことでお知らせいただいたのだけど、これがユルユルかつ破天荒でかなり楽しめた。演劇ではなく客を入れたカラオケショー(踊り付き)だった。宝塚歌劇団とモーニング娘。と氣志團を足しっぱなしで割らないみたいな。あと大川興業も入っているかも知れない。
冒頭、上半身裸で乳首に星形のシールを貼ったジュンリーさんがジャネット・ジャクソンに合わせて登場しただけでもう元はとれた、と思った。
思ったのだけれど、毛皮族がいつもこんな歌謡ショーばかりしている劇団とは思えず、何かまとまりを欠いたような違和感があった。途中のMC(って言うのか?)によれば、年内に予定していた公演が中止になったとのことで、その代替的なステージだったのだろうか?
なんだちょっと残念、できればその本腰入れたやつを観たかったものの、やっぱなんだかんだいってからだが動くのは楽しいもので、堪能している自分もいて。
名曲だ!と思った「すりガラスの20代」のCD買っちまった。次回公演のチラシとして作ったというコンビニ袋に入れてもらいましたよ(100枚500円で販売してた)。
B000BR2R8Aすりガラスの20代
毛皮族
インディペンデントレーベル 2005-11-25

by G-Tools

あーー!Amazonで売ってるよ!!

しつこくワンダと巨像の話。


自分のきょうだいと付き合っている人が当サイトを見て『ワンダと巨像』を買ったらしいという噂を聞いたので、ごくパーソナルな動機でもってアップしてしまいますけれど、昨日クリアしました。別に報告するまでのこともないのですが、なんとなく言いたかったので。達成感がすごいあったので。
自分は2年に3本くらいしかゲームを購入しないぬるゲーマーなのであまり大言壮語はできないのですが、大傑作だと思いました。いい買い物をしたと思いました。DVD2枚買ったつもり、にならなくても満足です。

巨像の居場所が全部聖地っぽくて、そこの守護者(ガーディアン)に見えるものを倒していくという「タブーを冒しているんじゃないか感」と、増えてゆく光の柱、徐々に見た目がヤバそうになっていく主人公キャラでおぼろげながらストーリーが語られていました。ムービーやら説明やら使わずにビジュアルと音だけで。
徹底的に説明するのではなく、プレイヤーに深読みをさせる(感じ取らせる)という問わず語りな物語進行は『ICO』の方法論を踏襲しているし、見事な「視点の逆転」でもって人の業のごときものを浮かび上がらせるエンディングも秀逸。
ラストのムービーは決して蛇足にはならず、良質なファンタジー映画のようですごい泣かせるものでした。詳しくは書けませんが、勧善懲悪バンザーイな躁状態の夢がモリモリ終幕ではなく、非常に自分好みのラスト。
いろんな映画や幻想文学、RPGのお約束的設定を言外に引用して新しい物語を構築する手腕がすごいと思いましたし共感もします。これをアニメにしたら興ざめだし、ましてや実写映画など…。まさにゲームでしか到達しえない表現でした。ほんとリスペクト。

ちなみに巨像の名前が不明で、各所で随意に名前をつけて呼んでいるみたいですが、先日ご紹介した英語サイトよりダウンロードした壁紙のファイルネームによれば、1体目が「minotaur」、2体目が「mammoth」、3体目が「knight」でした。あと馬の名前「アグロ」は、アルタクス+黒王でア黒なんじゃないかと勝手に想像。