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This is the archive for May 2005

ひそかなたしなみはひそかなままで。


なんか今日、某人が集まる場所にて「マイミク」という言葉を聴いたとたん背筋に甘い衝撃が走って身がよじれる思いをしたのでご報告します。
いや、その人らが鼻持ちならないという意味では決してありません。どんどんmixiしたらいい。マイミクシィも増やしたらいい。日記にコメント付けあえばいい。でもオフラインでマイミクとか言わないでほしいゼッタイ。mixiをやってることはひた隠しにして、何気ない顔で談笑し別れたあと、家に帰って友達の名前を検索してください。そしてオンラインで繋がってる人たち同志で、目配せと符牒でもって「やっぱりサブカルコミュより地元情報系コミュとかが熱いんだよね」とか誰にも聞こえないような声で語って下さい!あくまで自分だけの要望ですけど。こちょばゆいんですう!

mixiはご存知のように何十万人もやっててもはやちっともクローズドじゃなく、こっそりマーケティングリサーチに使ってる人もいれば手の込んだスパムも来たりで、もう普通にホムペ交流!とほとんど変わりないわけで。まあそのへん歩いてる、どう贔屓目に見てもインターネッ子に見えないようなオサレ女子が「うぜぇ。マイミク切りてえ」とか話してても全然不思議じゃないのは統計学的に理解してるんですけど。

かんしゃ(おどろき)

B00005HO4Q記憶の増大
フィッシュマンズ
ポリドール 2000-11-01

by G-Tools

昨日手に入れました。もう売ってないと思ってずっと探してたんだけど、まさか地元近くのレコード屋に新品があるとは…。
なんかもったいなくて、少しづつしか観てないんだけど、佐藤さんはフィッシュマンズの「気持ちいいとこ担当」なんだと思った。柏原さんとか茂木さんが真面目にリズムを刻んでいる前で、ずっと気持ちよさそうにくねくね踊っておられる。「感謝(驚)」という曲のタイトルは、かんしゃおどろきと読むということを初めて知ったり。
「新しい人」で早くもグッときました。自分は『シンク』のDVDのチャプタータイトル(ラストシーンのところ)で一度、短編映画のタイトルに一度『新しい人』という言葉を使っていて、これはいろいろ意味があるんですけどやっぱりフィッシュマンズのあの曲から借りてるっていうイメージが強くて。映画の撮影中に車内でずっとリピートして、モチベーションを上げまくってました。ライブ映像では、曲の最後にその言葉が連呼されるのですけど、もうやばい。その時ちょうど部屋の外で車が接触事故を起こさなければ泣いてたかもしれません。
自分が初めてフィッシュマンズの音を買ったのは学生時代、特に劇的な出会いではなく八王子のヨドバシカメラでシングルCDを。ラジオで流れてて不意に好きになった「BABY BLUE」が最初です。もっとも、その後もものすごくファンになるバンドはいつもラジオとか街で流れてて不意に好きになるのだから、ちょっとだけ劇的と言えるのかもしれないですが、そこはとにかく家電屋でした。すごく好きになってしまって同じ週には同じ場所に「空中キャンプ」を買いに行きました。だからフィッシュマンズを聴くと、八王子ヨドバシカメラの歩くと大きな音がする階段と、狭くて選びにくいCDコーナーを思い出してしまいます。まだあのままなんでしょうか。