This is the archive for September 2007
『Kick My Sweet 13』伊参スタジオ映画祭にて上映決定。
今年の3月に渋谷Q-AXで上映された短編『Kick My Sweet 13』が、伊参スタジオ映画祭にて招待上映されることになりました。映画の舞台として中之条町の廃校を使わせていただいたご縁です。
帰郷あるいは帰省の話でもある本作が、映画祭に集う方々にどう受け入れられるのか、とても楽しみです。俳優陣である生徒たちもすでに参加する気まんまんで、たぶん同窓会のような、ちょっとしたお祭りになることが予想されます。大変お手数ですが、どうぞ宜しくお願いします。
第7回 伊参スタジオ映画祭 伊参短編セレクション
『Kick My Sweet 13』(キック・マイ・スイート・サーティーン)
日時:2007年11月18日(日)10:00〜
※『放課後とキャンディ』『天使の樹海』『シミル』『扇風機の気持ち』と併映されます。本作はプログラム内最後の上映になります。
会場:群馬県吾妻郡中之条町 伊参スタジオ(旧中之条第四中学校)体育館
詳しいタイムテーブル、アクセスは公式サイト:
伊参スタジオ映画祭officialをご覧ください。
[
作品紹介]
09/10/07 | Category KMS13
| Permalink |
『屋根の上の赤い女』9月15日公開。
VIPOという団体のNDJC2006、という企画で『けものがにげる』を撮ったわけですが、けものと同時期に、同企画で、かなり似たスタッフ編成で制作された岡太地監督作品『屋根の上の赤い女』が、9月15日より池袋シネマ・ロサにて劇場公開されます。
製作チームが同じだったこともあり、仕上げなどはけものと同時進行だったのですが、完成するまで内容を知りたくなくて耳を塞いでおりました。恋と暴動の話としか知らなくて『ウエストサイドストーリー』みたいなんかな、と勝手に思っており、初号試写で初めて観たところ、全然ジェット団じゃありませんでした。Tonightじゃありませんでした。無理矢理喩えればロミオとジュリエットなのかもですが、悲恋でもないし外国人でもない。決して関東ではなく関西の話なのは確かですけれど。
『トロイの欲情』を観ていたこともあり、お酒の席などで「岡くんって変態だよね」と言うと、彼は心底不満げな顔をするのですが、もちろん「変態」というのは褒め言葉なので、もっと堂々としてもらいたいです。あんなにドキドキする距離感を発想できる人が「距離フェチ」という名の変態でないわけがなく、距離に関しては一家言あるものの、フィジカルなそれを描くまでには至っていない自分は軽く嫉妬をおぼえるのです。ボーイミーツガールは死んだと思っている自分ですが、岡くんのやりかたを見ると、まだもう少しいけるのではないか?とすら思ってしまうのです。
何かの打ち上げの席で、岡監督、主演の山中崇さんと神農幸さん、高城ツヨシさんがいる前で「いやああのシーンはエロかったですね、ふしだらで。ははは」などとぶっちゃけてしまったのは、自分の人見知りがなせるわざであり、直後に反省しました。この場を借りてお詫びいたします。
公式サイト /
mixiコミュニティ /
シネマ・ロサ
そんな『屋根の上の赤い女』の予告編と作品詳細をRead More以下にアップしています。
09/03/07 | Category NEWS
| Permalink |
Cuba/Okinawa サルサとチャンプルー
拡大地図を表示
波多野哲郎監督のドキュメンタリー『Cuba/Okinawa サルサとチャンプルー』の試写にお呼び頂きました。
波多野監督(!)は自分の恩師なのです。自分が出会った時には既に還暦も近かったはずですが、学生を引き連れ、バイクでユーラシア大陸横断を試みたこともあるという、ちょい悪オヤジというよりは本物の不良の先生なのですが、そんな波多野監督が7年の歳月をかけて制作したドキュメンタリーです。
キューバの離島・フヴェントゥ島と沖縄を行き来し、日系移民とその家族たちを追う、「越境者」についての映画でした。観ながら人生の重さについて考えさせられるのですが、南国の光と鳴り続ける音楽がとてもここちよく、自分はラム酒を飲みたくなりました。越境した市井の人について、自らも軽々と越境していく、監督のタフで優しい目線が随所から伝わってきました。
上記の地図がうまく表示されているか自信がないのですが、右上のボタンで「写真」に切り替え、マークされている場所に左側のボタンでズームイン/アウトしてもらうとロケ地の一部が確認できます(画面を掴んで移動などもできると思います。表示されない場合はリロードしてみてください)。Presidio Modelo [
@wikipedia]と呼ばれているパノプティコン、特殊な管理構造をもつ刑務所で、大戦時18才以上の日本人男性全員が収容された場所だそうです。ここに収容された人物(日系一世)の貴重な証言も映画に記録されています。
すでに劇場公開が決まっているそうですが、ネット上にはまだ情報が出ていないようです。この映画に関する監督のドキュメントが
ドキュメンタリー映画の最前線メールマガジン neoneo | melma!に掲載されていましたのでリンクしておきます(全16回)。
■投稿:『Cuba/Okinawa サルサとチャンプルー』波多野哲郎
1 /
2 /
3 /
4 /
5 /
6 /
7 /
8 /
9 /
10 /
11 /
12 /
13 /
14 /
15 /
16
※追記
公式サイト
サルサとチャンプルー Cuba/Okinawa:波多野哲朗監督作品
09/03/07 | Category 感想
| Permalink |