『晴れた家』とどこおりなく
『晴れた家』上映&トーク無事終了。混乱(オレの)に乗じて当ブログ名を公表したので観客のかたが見てくださってるかもしれない。
矢口史靖監督が『雨女』上映&トークをするというので早めに会場入りして挨拶する。実は自分、『アドレナリンドライブ』の予告編を演出したのだが、もうそれ以来会っていない。ものすごいご無沙汰なのだが、監督、おそろしいほどに変わっていない。見た目が。時が止まっているのか? 実年齢より若く見える、という点では自分も負けていないつもりだが、矢口監督のルック&フィールには負ける。でも久しぶりにお話できて和む自分。
開場するとだいたい5割強くらいの入り。少ないと凹むが多すぎるとてんぱる。トークする自分にしてみればベストな席の埋まり具合なのだが、問題は『トニー滝谷』制作スタッフの姿も見えるということだ。撮影広川さんに声をかけられ、トーク云々より内容の心配をしだす自分。PFFディレクター荒木さんと事前打ち合わせをしようと試みるも、敵は百戦錬磨の女丈夫。もうトークの流れを完全に掴んでいるようだ。ああ。てんぱっているのは自分だけなのではないのか。
上映前に登壇して挨拶&軽く事前説明。観客に向かって話さなければいけないところを荒木さんに話してしまったりする。アホだ。いきなり反省モードに入ってしまうが、そのまま作品は無情に流れ出す。
それが、あのような作品です。和んだ方、ハマった方、呆れた方、怒った方、酔った(揺れで)方、眠った方、いろいろおられるはずですが。あのような作品を自分がつくることを許してくれた関係各位に感謝します。
上映終わってティーチインに突入。まず怒った顔の人を壇上から探すが、涙で曇ってよく見えなかった。荒木さんがガンガン訊いてくるもので自分も考えながらボソボソと答えていたが内容は憶えていない。けっこうな数の質問を受けたのだが脊椎反射で答えていたもので脳に記録が残っていないようだ。『ノルウェイの森』という言葉だけがなぜか頭の中でこだましている。多分自分は可笑しいことを言ったのだと思う。なお、「実録!トニー滝谷は実在した!」は時勢を見ながら公開したりしなかったりします。悪しからずご了承下さい。
一般の観客の皆様にはおおむね好評だったように感じた(ご感想頂いた方々、花束を頂いたSさん、ありがとうございました)。だが現場スタッフの感想はどうだったのだろう。終了後会ってお話を訊けなかった。メイキングをうたうからには、「記念写真」としての機能も必要だと思う。『晴れた家』はその機能を満たしていただろうか?
撮影を一日だけ代打してくれた市川啓爾くんや有馬くんのチーム、音楽侘美さんとちょーひさしぶり『シンク』制作&宣伝チームと日比谷のガード下で呑んだ。いっぱい喋った。ぶっちゃけた仲間なので「語り部の主体性」とか、硬く言うとまあそういうことまで話が及んだが、結局みんな、映画撮りてーなー、撮ろーよ、と言ってるだけなのだった。ここで本当にやるかやらないかが明暗をわけるわけで、もうめんどくせーなんて言ってられねーよな。うん。
矢口史靖監督が『雨女』上映&トークをするというので早めに会場入りして挨拶する。実は自分、『アドレナリンドライブ』の予告編を演出したのだが、もうそれ以来会っていない。ものすごいご無沙汰なのだが、監督、おそろしいほどに変わっていない。見た目が。時が止まっているのか? 実年齢より若く見える、という点では自分も負けていないつもりだが、矢口監督のルック&フィールには負ける。でも久しぶりにお話できて和む自分。
開場するとだいたい5割強くらいの入り。少ないと凹むが多すぎるとてんぱる。トークする自分にしてみればベストな席の埋まり具合なのだが、問題は『トニー滝谷』制作スタッフの姿も見えるということだ。撮影広川さんに声をかけられ、トーク云々より内容の心配をしだす自分。PFFディレクター荒木さんと事前打ち合わせをしようと試みるも、敵は百戦錬磨の女丈夫。もうトークの流れを完全に掴んでいるようだ。ああ。てんぱっているのは自分だけなのではないのか。
上映前に登壇して挨拶&軽く事前説明。観客に向かって話さなければいけないところを荒木さんに話してしまったりする。アホだ。いきなり反省モードに入ってしまうが、そのまま作品は無情に流れ出す。
それが、あのような作品です。和んだ方、ハマった方、呆れた方、怒った方、酔った(揺れで)方、眠った方、いろいろおられるはずですが。あのような作品を自分がつくることを許してくれた関係各位に感謝します。
上映終わってティーチインに突入。まず怒った顔の人を壇上から探すが、涙で曇ってよく見えなかった。荒木さんがガンガン訊いてくるもので自分も考えながらボソボソと答えていたが内容は憶えていない。けっこうな数の質問を受けたのだが脊椎反射で答えていたもので脳に記録が残っていないようだ。『ノルウェイの森』という言葉だけがなぜか頭の中でこだましている。多分自分は可笑しいことを言ったのだと思う。なお、「実録!トニー滝谷は実在した!」は時勢を見ながら公開したりしなかったりします。悪しからずご了承下さい。
一般の観客の皆様にはおおむね好評だったように感じた(ご感想頂いた方々、花束を頂いたSさん、ありがとうございました)。だが現場スタッフの感想はどうだったのだろう。終了後会ってお話を訊けなかった。メイキングをうたうからには、「記念写真」としての機能も必要だと思う。『晴れた家』はその機能を満たしていただろうか?
撮影を一日だけ代打してくれた市川啓爾くんや有馬くんのチーム、音楽侘美さんとちょーひさしぶり『シンク』制作&宣伝チームと日比谷のガード下で呑んだ。いっぱい喋った。ぶっちゃけた仲間なので「語り部の主体性」とか、硬く言うとまあそういうことまで話が及んだが、結局みんな、映画撮りてーなー、撮ろーよ、と言ってるだけなのだった。ここで本当にやるかやらないかが明暗をわけるわけで、もうめんどくせーなんて言ってられねーよな。うん。
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