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21 October 2004

初版が91年?もうそんなになる?

いたいけな瞳 1 (1)
吉野 朔実
集英社 1991-03


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3巻くらいまで持ってたんだけど何故か紛失。文庫で買い直しはじめた。名作揃いの短編集。「橡」(つるばみ)という漢字をこのまんがで覚え、その後一回も使えていなかった。今使えてよかった。

11 October 2004

flickrたのしー


以前紹介したflickr(Flickerに非ず)なんだけど、すごい楽しい。

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09 October 2004

アジサイは青かった

試写で塚本晋也監督『ヴィタール』観た!以前監督にインタビューした時にちょっと聞いてた「解剖学の映画」。
塚本晋也 COLLECTOR'S BOX
塚本晋也 田口トモロヲ 沢田研二 竹中直人
ハピネット・ピクチャーズ 2003-05-22


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便乗宣伝してみる。これの特典ディスク「塚本図鑑」に自分がやったインタビュー入ってますから。「肉体というテーマのゆくえ」としてこの新作があることが語られてます。当時はまだ撮影前だしタイトルも決まってなかったなあ。「ヴィタール」ってよく病院モノのドラマで言われる「バイタルは安定してます!」というvitalだろうか。

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06 October 2004

自分に似たひとたち

読んだ。
地下鉄の風に吹かれて
南 Q太
祥伝社 2004-09-29


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劇作者が劇中に自らと同職な劇作者を登場させるのは諸刃の刃であり、つまり、特殊な職業の内幕が面白可笑しく晒されさらにメタ劇(なんだそりゃ)に化ける可能性を秘めている反面、安易な自己言及に見られがちで、じっさい安易なものも多数あるので慎重に腫れ物に触るようにやらないといけないと自分などは思うのだけど。
まんが家が作中にまんが家を登場させることはけっこうあって、主にそれは自らと同じ名前を持つ自らなのだけど、それは自己言及っていうより自らをネタにしてズッコケの一つもさせて、文章でいうと「(笑)」みたいなセルフ突っ込みで。
そうではなく、全然別人だけど同職の人、ともすれば「もしかしてあなたのことなのでは?」というくらい近似値な人物を登場させて描くという「私小説っぽい」まんがを描く人もいる。これはデンジャー(危険)。そもそも仮想・私は描くに足るのか、読むに足るのかという確信とバランス感覚がないととってもまずいことになってしまうように思える。描き方に「美化」という概念が垣間見えた瞬間、読者全員が引くはずで。近しいだけに「何か言い換えてるでしょ?」「隠してるでしょ?」「晒してるでしょ?」と思われても仕方ない危険な橋なのでは?
感覚的なことも技術も必要だけどそれ以上にタフネスとか必要なのではないかと自分は思う。読んでて感動するところも「うめーなー」とかじゃなくてタフなとこだからね。
映画監督が出てくる映画では、
セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ
メラニー・グリフィス
ビデオメーカー 2001-10-05


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自分はコレにものすごい感動したんだけどそれは「タフだったから」と無理矢理こじつけてみる。いやタフとかそういう問題な話じゃないけど。どうも映画監督は「美化度」が高いように思える中でジョン・ウォーターズは全然違うベクトルに美化してるから。「8mmを回して……」なんて耽美化じゃなく血がたぎる方向に。
話がずれたけど南Q太さんのまんがは、ほんとにお話作りの技術とかものすごいと思うのだけど透けてくるタフネスだとか優しさとか残酷さとか、そういう類いのものってやっぱ人格なのであり、真似しようと思っても無理なので自分はいつも嫉妬するのです。

さよならみどりちゃん
南 Q太
祥伝社 1997-07


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古厩監督が映画化中とのこと。読まなければ…。

02 October 2004

映画観た

ある日本映画をマスコミ試写にもぐりこんで観た。
上映中、自分の前の席に座っていたおっさんが、まるで自らの部屋にいるかのように屈伸運動をするなどして寛いでいるので、自分は生まれて初めて「ちょっと見えないんですけど」と進言した。上映中に前の人に耳打ちしたという、ある意味記念すべき映画だった。でもおっさんが屈伸するのも仕方ない内容だとも思った。

01 October 2004

快晴。

台風一家、というお約束のミステイクから書き出してみますけれど、ホント気持ちのいい日で、昼夜逆転ぎみの自分もさすがに午前中に起きだして自転車で軽快に漕ぎ出して国民の義務を果たしてきました。みなまで聞くな。じゃあ書くな。
陽光が斜めで直射で光と影のコントラストがくっきり。写真日和じゃん?ということで、同居人の姉上から最近頂いたデジカメを持って出てみた。ちなみに2世代くらい前のSonyサイバーショット。ウチの近所は住宅街で社宅とか多く(ホント郊外通信)建物なんかの陰翳フェチにはたまらないところがあるのです。外壁に反射材使ってるところがあったりで、ちょっと面白い光になったりして。
で、何枚か撮ったのですけど、こんな日に限ってJUGEMのトラブルで画像のUPが出来ない!本当は日記を書かずに黙って写真だけ上げようと思っていたのに。こうやってまた無駄なことを書き連ねるはめになっています。障害が直ったら上げよう思います。

こんな感じで。

夜から村松家ビデオアーカイヴより下記の映画を観た。
マルホランド・ドライブ
ロバート・フォスター アンジェロ・バダラメンティ デイヴィッド・リンチ ピエール・エデルマン
ポニーキャニオン 2002-08-21


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wowowのエアチェックなので画質それなり。最近レンタルは可能な限りDVDにしてるんだけど、これを見慣れるとVHSの画質は逆に新鮮に見える。DVDは本当にキレイなのか?という疑問が最近湧いているんだけど、どうなんだろう。『マルホランド・ドライブ』は劇場で観てビデオで数回観てるんだけど、さらにDVDで買い直してもいいかなと思う。というわけで自分用に商品リンク張ってみた。

明日は時間が空いたら某青春映画の試写に行くかもしれない。
そういやもう10月じゃん!!